決勝リーグスタート 2003.12.12
決勝リーグスタート 2003.12.12 |
<男子第55回女子第50回全日本学生バスケットボール選手権記念大会> |
<第55回全日本学生バスケットボール選手権記念大会 男子5−8位決定戦 筑波大vs日本体育大> 12月12日(金) 会場:代々木第1体育館
|
12日の4回戦で、大東文化大学に40点差の大敗を喫した筑波大学と、法政大学に惜敗した日本体育大学が、気持ちを切り替えての5−8位決定戦に臨んだ。 第1クォーター、筑波大学は、日本体育大学#4鵜沢、#12大西らにポイントされ、開始5分で6−14と先行される。さらに運びでミスが重なり、18−29と差を広げられる。 しかし第2クォーター、筑波大学が開始から連続得点し、#9瀬戸山のバスケットカウントでわずか1分半で23−29と追い上げる。さらに日本体育大学#4鵜沢対策としてゾーンディフェンスを取り入れると、#10井上のボールカットから速攻に結びつけるなど機能する。残り5分、32−33と追い付くが、日本体育大学#16与那嶺のスリーポイントシュートで32−38と再び離れる。しかし試合終了間際、連続パスカットからの得点で44−47で前半を終える。 第3クォーター、筑波大学は#9瀬戸山らのシュートで48−47と一時逆転に成功する。しかし、日本体育大学にリバウンドを支配され、再び48−55とされたところでパスミスが出てしまい、タイムアウトを取る。#9瀬戸山の1on1で56−58と詰め、残り22秒。筑波大学はパスカットからの速攻で、#5清水(太)の同点シュートが決まり、第4クォーターへ。 シュートを入れては入れ返される1-3点差の攻防が続くが、残り4分、#15小松のシュートで、75-70と筑波大学がわずかに差を広げる。しかし、196cmのセンター、日本体育大学#4鵜沢がスリーポイントシュートを入れ返す。残り2分30秒、筑波大学#5清水がスリーポイントシュートを決め、80-74とした場面でもさらにもう1本沈められ、80-77で残り時間1分をきる。筑波大学ボールとなったが、日本体育大学#16与那嶺にスティールされ、#8佐藤のシュートに筑波大学#5清水がたまらずファールをしてしまう。フーリースローを2本とも決められ80-79となるが、筑波大学は冷静に攻撃に時間を掛ける。#9瀬戸山へのディフェンスは厳しく、#6清水(耕)のシュートが外れるも、日本体育大学の速攻は#13野口がレイアップを落としてしまう。ラスト15秒はパスでボールをキープし、筑波大学が逆転勝ちした。 |
|
<第55回全日本学生バスケットボール選手権記念大会 男子決勝リーグ> 12月12日(金) 会場:代々木第2体育館
|
|
<第55回全日本学生バスケットボール選手権記念大会 男子5−8位決定戦> 12月12日(金) 会場:代々木第1体育館
|
<取材・文 北村美夏> |