専修大と日本体育大直接対決へ(女子) 2003.12.13
専修大と日本体育大直接対決へ(女子) 2003.12.13 |
<男子第55回女子第50回全日本学生バスケットボール選手権記念大会> |
<第55回全日本学生バスケットボール選手権記念大会 男子7−8位決定戦 専修大vs日本体育大> 12月13日(土) 会場:駒沢体育館
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13日、駒沢体育館での男子7−8位決定戦は、関東1位の専修大学と関東2位の日本体育大学の間で行われた。決勝リーグが行われた代々木第2体育館のような華やかさはないが、統制の取れた日本体育大学の応援団の‘パフォーマンス'に喝采が起きるなど、終始和やかな雰囲気で行われた。 第1クォーター、日本体育大学はベンチの盛りあがりに押されるように#5御手洗がシュートが決め、鮮やかな速攻も出るなどリズムよく攻める。ディフェンスでも#8佐藤を中心に緊張感を保ち、専修大学お決まりのラスト十数秒での#15中川の1on1でもオフェンスチャージングを奪うなど、5点ビハインドながら流れを渡さない。第2クォーターも、日本体育大学#14新井の1on1、#13野口の片手ダンクが飛び出し波に乗るが、専修大学#15中川、#16小淵の高確率のスリーポイントシュートを止められず、48-54で前半を終える。 第3クォーターは、専修大学#15中川らの緩急織り交ぜたオフェンスに慌ててしまい、残り5分で56-66と10点差とされる。さらに交代で入った専修大学#13大宮に連続スリーポイントシュートを浴び、残り2分で61-82と20点差が付く。ここで日本体育大学は#16与那嶺、#17沼波を投入しスピードに乗ったオフェンスを展開してつなぐ。 第4クォーターは、差は開いたが、専修大学#15中川が#13大宮のアリウープを何度も演出するなど魅せる。残り3分となって、専修大学が#6小野に加えて#4上出、#5平山、そして#12佐藤の4年生をコートに出すと、日本体育大学も#4鵜沢、#5御手洗、#6藤田、#7内山の4年生をコートに送り出す。日本体育大学が差を詰めようと放ったスリーポイントなどシュートの確率は良くなかったが、ルーズボールも真剣に追うなど、両校最後まで手を抜かずにプレー。88-112と大差となったが、両校に拍手が起こった。 |
<第55回全日本学生バスケットボール選手権記念大会 男子5−6決定戦 筑波大vs東海大> 12月13日(土) 会場:駒沢体育館
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12日の5−8位決定戦で、関東2位の日本体育大学を1点差で破った筑波大学と、関東1位の専修大学に10点差をつけた東海大学が5−6位決定戦を戦った。 試合序盤から全開の筑波大学#9瀬戸山の1on1を止められない東海大学。#14石崎、#15竹内らがつなぎ、かろうじて25-23とする。第2クォーターに入ってもその勢いは止まらないが、東海大学も#13池田の3連続スリーポイントシュートなどで得点を積み上げていく。3-5点差のシーソーゲームとなり、最後は残り0.7秒でのブザービーターが飛び出し、52-51とわずかに1点のリードを得る。 第3クォーターは東海大学司令塔の#14石崎のパスミスによる得点を許し、#15竹内のインサイドプレイもフィニッシュまで持って行けず、70-77の7点のビハインドを負う。しかし、第4クォーターに入ると、#16内海、#14石崎らのシュートが決まり、開始3分で80-83とする。筑波大学#9瀬戸山、#10井上らのポイントで詰められるが、残り2分、#16内海のマイナスからのスリーポイントシュートで91-90と東海大学が逆転する。 互いにファールによるフリースローで95-92となって残り1分30秒。筑波大学#5清水(太)のスリーポイントシュートはリングに当たって跳ね返る。東海大学は、オフェンスでは時間を使い、ディフェンスではリバウンドを支配してはスリーポイントシュートを狙い続ける筑波大学#5清水、#9瀬戸山に厳しくあたる。残り5秒をきっての筑波大学#9瀬戸山のスリーポイントシュートでは体勢が崩れ、ホイッスルが吹かれる。騒然とする中、オフィシャルとの慎重な協議の結果筑波大学ボールのスローインが宣告される。残り時間は2秒。ボールを託された筑波大学#6清水のスリーポイントシュートを、#15竹内が長い手を伸ばしてブロックして、接戦の幕が下りた。 |
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<第55回全日本学生バスケットボール選手権記念大会 男子決勝リーグ> 12月13日(土) 会場:代々木第2体育館
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<取材・文 北村美夏> |