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男女ベスト16出揃う:専修大辛勝(男子) 2004.11.30
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11月30日、代々木第1・2体育館で男子第56回女子第51回全日本学生バスケットボール選手権大会(インカレ)の2日目が行なわれ、残りの女子・男子1回戦が行われた。 男子は専修大・近畿大は1桁差の辛勝。また、関東代表の13校は全て勝ち、ベスト16に食い込んだのは京都産業(関西)・愛知学泉(東海)・近畿(関西)の3校のみとなった。 女子も関東がベスト16のうち9校を占めた。激戦区Cブロックの武庫川女子大はまず東京学芸大を下した。 写真:接戦を支えた武庫川女子大応援団 |
<男子第56回女子第51回全日本学生バスケットボール選手権大会 女子1回戦> 11月30日(月) 会場:代々木第1・2体育館
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スターティングメンバー 東京学芸大:#4桑山、#5太田、#6安澤、#8中濱、#15和田 武庫川女子大:#4山本、#5天津、#8田代、#9蓑田、#10宮里 関西1位でチームワークの良い武庫川とオフェンス力の高い#5太田を要する学芸大のカードは1回戦で当たるには惜しい組み合わせだった。 前半は残り3分まで25-22武庫川リードの接戦も、タイムアウト後武庫川が速攻で得点を重ねていくのに対し学芸大はゴール近くのイージーシュートを決める事ができず、37-26の武庫川リードで折り返す。 第3クォーター立ち上がりは学芸大のシュートタッチが戻らず、武庫川が#4山本の確率の高いミドルシュートやオフェンスリバウンドからのセカンドチャンスで差を広げる。だが学芸大も#5太田が基点にパスを供給してついていくと、センター#15和田のシュートが決まり始め42-55と13点ビハインドで終える。 第4クォーターも学芸大は引き続き#5太田・#15和田が外・中で起点となり、残り5分#15和田の40秒51-59と1桁差に持ち込む。さらに#6安澤の3ポイントシュートが決まるが、武庫川にインサイドを決められ56-63とそこから詰められず残り3分50秒タイムアウトとなる。すると#5太田がワンドリジャン |
声掛け、要所でのリバウンド・シュート でチームを引っ張った武庫川#4山本 |
プシュートを決め、さらにディフェンスで24秒オーバータイムを奪う。その直後の攻撃ではファール、パスカットを受けながら#15和田に託すが、下ではたかれターンオーバーとなる。武庫川#6周、学芸大#6安澤が決め合った後65-60で得点が止まり、武庫川がオフェンスリバウンドから粘るがシュートが落ちてルーズボールが学芸大ボールとなった残り1分学芸大はタイムアウトをとる。だがその後のオフェンスを決められず、ファールゲームに行く。すると武庫川#4山本に2投決められるが学芸大#4桑山が3ポイントシュートを決め、さらにオールコートディフェンスでカットしかける。だができずに武庫川#6周にファールに行き、これも2投決められるが学芸大#5太田のアシストから#8中濱がゴール下を決め69-65とする。だが武庫川#4山本に再びきっちり2投決められ、#5太田のトップからの3ポイントシュートが外れるとそれを武庫川#5天津の速攻につなげられ、73-65で武庫川が逃げきった。 (北村美夏) |
<男子第56回女子第51回全日本学生バスケットボール選手権大会 男子1回戦> 11月30日(月) 会場:代々木第1・2体育館
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スターティングメンバー 近畿大:#4岸前、#8内村、#10渡辺、#11ウェイ、#12岡田 金沢大:#4東、#5廣瀬、#6北脇、#7國井、#9山田 関西2位の近大を、地元では同じく“きんだい”と呼ばれる金沢大が軽やかな動きで追い詰めたが、最後は金沢の高校出身の近大#9坂下のシュートで決まった。 立ち上がりは近大が先行するが、互いに体をぶつけながらリバウンド、ゴール下とスピーディに決め合い残り2分16-15で近大リードと譲らない。だがここから近大のガードが声を出してコントロールし、着実に加点して21-16と差を広げる。 第2クォーター、速い展開から得点する金沢大に対し、近大はフリースローが落ちて残り6分40秒24-22と金沢大が逆転する。残り5分、金沢大は第1クォーターに続いて5人交代をするが、近大はその間もクリーンなシュートが打てずフリースローをもらっても2投とも落としてしまい、残り3分で再び金沢大がスタートの5人に戻すまでのチャンスを生かせない。金沢大がリバウンドシュートで残り2分40秒26-22とするが、近大もフリースローがやっと決まり残り1分10秒26-25でタイムアウトなる。すると近大のセンター#11ウェイへのパスカットから速攻を続けて決め、30-25と金沢大がリードする。 |
何度も体を投げ出してシュートを 決めた金沢大#7國井 |
第3クォーター、金沢大は#7國井がカットインを2本続けて決めるが、近大#8内村の得点などで34-34と追いつかれる。そして#5廣瀬のミドルシュートで36-34とした残り5分10秒、またもや5人全員を交代する。しかしこれが裏目に出て、オフェンスファールを2つ続けて取られしまい、チームファールがかさんでフリースローを与え、残り2分50秒36-38となったところで最初の5人に戻す。すると#9山田がカットインを決め、再び同点とする。さらに近大#9坂下に24秒ぎりぎりの3ポイントシュートを決められるも再び#9山田がバスケットカウントで返し、残り1分30秒でも41-41と離れない。だが近大#9坂下に3ポイントシュートを決められ、金沢大#7國井がゴール下を返すが残り22秒からの近大の攻撃でまたもや#9坂下にブザービーターで3ポイントシュートを決められ47-43近大リードとなる。 第4クォーターは近大ボールで始まり、#9坂下のシュートは外れるが#11ウェイがリバウンドシュート決める。さらに#9坂下は3ポイントのファールをもらい、このフリースローを3投とも決めて開始1分で52-43と差を開く。#7國井がアリウープを決めるが返され、点差を詰めたい金沢大は3ポイントシュートを狙うが外れ、残り6分20秒45-54でタイムアウトを取る。すると近大#9坂下らのシュートが落ち始め、それを#7國井の速攻につなげて残り4分50秒49-54と望みもつなぐ。だがゴールに近いシュートを落としてしまう間に近大#8内村に3ポイントシュート、#9坂下に速攻を決められてしまい、49-59となって残り3分40秒タイムアウトを取る。ここでシューターの#14小豆澤を入れ、そこからオールコートで当たる作戦に出る。すると#14小豆澤はスクリーンを抜けてのファーストシュートはボードの端とずれてしまうが、パスカットからの2投目はきっちり沈める。さらにオールコートで#9山田がカットしたボールを受け、ディフェンスがチェックに飛び出したのを見て#9山田にリターン、バスケットカウントを演出する。残り1分55秒で54-59となり、近大のタイムアウトとなる。その後の近大のオフェンスでは、金沢大は24秒クロック残り1秒というところで近大#4岸前にファールしてしまうが、このフリースローが2投とも落ちる。だがリバウンドを拾われ、時間を使われる。しかしこれを止めると、金沢大#14小豆澤がボールを呼んで放った3ポイントシュートがリングに吸い込まれ、残り39秒57-59とワンゴール差になる。だが近大#16水戸にミドルシュートを決められ、金沢大#14小豆澤のシュートはエアーボールになる。だが#5廣瀬が何とかそれを生かし、#9山田に託して残り25秒ファールをもらう。スローインから#7國井・#14小豆澤が3ポイントシュートを狙うも外れるが、リバウンドで#14小豆澤がファールをもらう。だがこれを2投とも外してしまい、近大#15左官にファールにいった金沢大#4岸前が残り6秒でアンスポーツマンライクファールを取られてしまう。この2投目が決まって62-57となるが、サイドスローでなおもファールに行き、残り4秒で近大#16水戸のフリースローとなる。だがこれを2投とも決められ、金沢大#14小豆澤がブザービーターで3ポイントシュートを決めるも64-60と及ばなかった。 (北村美夏) |
<男子第56回女子第51回全日本学生バスケットボール選手権大会 男子1回戦> 11月30日(月) 会場:代々木第1・2体育館
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スターティングメンバー 順天堂大:#4有馬、#5君塚、#6和田、#11高田、#13加藤 中京大:#4岡本、#5野村、#6田中、#12金子、#15王 第1クォーターは順天堂大が#11高田の3ポイントシュートで先制する。その後はどちらもインサイドで加点し残り6分50秒8-7で中京大リードと譲らない。だが中京大#12金子がナンバープレイを読んでパスカットからの速攻を決めると勢いに乗り、#6田中が3ポイントのファールで得たフリースローを全て決め13-7と差を開く。さらに#15王のゴール下、ルーズボールから#4岡本の速攻も決まって残り5分20秒17-7として順天堂大のタイムアウトとなる。その直後に中京大#6田中に3ポイントシュートを決められるが、順天堂大の大黒柱#5君塚が3ポイントシュート、フリースロー、ブロックショットと奮闘しつなぐ。さらに中京大#12野村の3ポイントシュートは#13加藤がバスケットカウントで返し、#5君塚のシュートの不調も#4有馬がガードながらリバウンドに飛び込んで#5君塚のフリースローにつなげ、とチームでくらいつく。この後中京大にインサイドで決められ残り1分10秒17-27と再び1桁差になるが、ワンゴールずつ決めた残り30秒から#5君塚の1on1・#13加藤の3ポイントシュートで24-29と5点のビハインドに抑える。 第2クォーターも順天堂大は中京大のインサイドに手こずったため、残り6分 |
オールラウンドに活躍した順天堂大 #13加藤 |
20秒#16長嶺を入れディフェンスを2-1-2ゾーンに切り替える。するとディフェンスリバウンドを取れるようになるが、#11高田・#16長嶺の外のシュートが入らず残り5分31-39と詰められない。だが#13加藤が#5君塚とのハイローでバスケットカウントを得ると、#5君塚の速攻、#5君塚のパスカットから#16長嶺の3ポイントシュートが決まって残り3分25秒39-39と一気に追いつく。だがこの後順天堂大が3秒オーバーなど攻め切れないのに対して中京大はインサイドで得点する。順天東大は残り30秒から#13加藤が1on1を決めて何とか44-45と1点ビハインドで折り返す。 第3クォーター、順天堂大は#10石垣と#13加藤が次々とシュートを決め逆転し、56-49と差を付ける。だが中京大#6田中が3ポイントシュート・アシストと起点になり56-54と追い上げる。この後順天堂大#16長嶺がパスを呼んで3ポイントシュートを決める一方、中京大は#6田中・#12金子がフリーの3ポイントシュートを決めることができないが、順天堂大もシュートを落として付き合ってしまい、残り1分50秒59-56と点数が動かないままタイムアウトとなる。その後も相変わらず中京大#6田中・#11藤村の3ポイントシュートが外れる一方、順天堂大は#16長嶺のロングシュート・#6和田のフリーのゴール下で加点する。中京大は最後の攻撃で何とかリバウンドシュートを決めて58-63と5点ビハインドで耐える。 第4クォーターも中京大のシュートは戻らず、その間に順天堂大は#13加藤の1on1、#5君塚の速攻で加点し残り7分68-58と2桁差を付ける。この後も中京大は#6田中の3ポイントシュートが外れ、そのリバウンドから#11藤村が3ポイントシュートをちゅうちょして24秒オーバーとなったところでタイムアウトを取る。順天堂大もシュートが落ちるが、中京大はそのチャンスを生かせないまま時間が過ぎ、残り3分30秒順天堂大#11高田に3ポイントシュートを決められ58-71となる。その後も3ポイントシュートが2つ外れ、最後は#15王がやっとゴール下を決める。さらにもう1本決めるが、順天堂大#4有馬に浮かしたレイアップを決められ残り62-73とされたところでタイムアウトを取る。まず#11藤村がゴール下を決めるが、3ポイントシュートを4回落とす間に順天堂大#6和田・#16長嶺にミドルシュートを決められ残り25秒となる。中京大#6田中が3ポイントのファールをもらってこれを全て決め、さらに8秒オーバータイムを奪って最後の3ポイントシュートも#6田中が放つが、これがエアーとなって77-67と及ばなかった。 (北村美夏) |
<男子第56回女子第51回全日本学生バスケットボール選手権大会 男子1回戦> 11月30日(月) 会場:代々木第1・2体育館
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スターティングメンバー
甲南大:#4新井、#5西川、#7岡崎、#9内海、#11川辺 専修大:#5中川直、#6中川和、#9長澤、#10波多野、#13大宮 第1クォーター、専修大はパスカットから甲南大#7岡崎に先制点を奪われ、#13大宮がパスフェイクからダンクを決めるもチャージングや3ポイントシュートが外れてしまうなど残り6分20秒4-6と突き放せない。甲南大はブロックショットを続けて食らってしまうが、専修大のターンオーバーを#4新井のアシストから速攻につなげて残り4分11-6とリードする。さらに#9内海・#11川辺のロングシュートが続けて決まり、さらにリバウンドから速攻も決めて17-6とリードする。この後専修大#9長澤にフリースロー・#15小淵にピック&ロールからの3ポイントシュートを決められるが、残り30秒で#4新井がチームファールによるフリースローをきっちり決めて23-13とリードする。 第2クォーター、専修大は引き続きパス・シュートともに思う通りにできない。甲南大はそのリバウンドから加点し、残り7分30秒には#11川辺の速攻の3ポイントシュートで30-16とダブルスコアにする。専修大はこの直後にインサイドで囲まれた#9長澤が無人の方向にパスアウトしてしまったところでタイムアウトを取る。この後#15小淵の3ポイントシュート、#13大宮のゴール下で24-32と1桁差まで詰めるが、甲南大#11川辺に3ポイントシュートを決められると続けて速攻を決められ、残り4分24-39と差が戻ってしまう。甲南 |
専修ディフェンスをあざ笑うような速攻 ・3ポイントを決めた甲南大#11川辺 |
大のインサイドの要#4新井が3ファールでベンチに下がったのを機にゴール下シュートを続けて決めるが、#11川辺・#7岡崎の3ポイントシュートを浴び残り2分15秒でも30-45のまま。甲南大はさらに#11川辺が3ポイントシュートを決め、専修大#15小淵にピック&ロールから返されるも#7岡崎が返す。残り1分を切ってからリバウンドシュートを2つ決められるが、51-37と大きくリードして折り返す。 第3クォーターも専修大はジャンプボールでラインを割ってしまいそうになったり、ゴール下シュートを決めきれずにリバウンドでファールしてしまうなど調子をつかめない。だが甲南大#4新井がゴール下で痛恨の4ファール目を犯してしまいベンチに下がると流れが一変する。インサイドを攻められ残り7分50秒に51-41となって甲南大はタイムアウトを取るが、専修大にリバウンドシュート・速攻から#5中川直の3ポイントシュートを決められ残り7分51-46と一気に詰められる。専修大はさらに#13大宮の連続得点で51-53とワンゴール差とすると、残り5分#12伊藤の3ポイントシュートで逆転する。だが甲南大は#4新井に代わった#15松本が中・外で積極的に攻めついていく。さらに#15松本はバスケットカウントを決め、残り2分40秒59-58と再び逆転する。この後専修大#12伊藤・#6中川和に3ポイントシュートを決められるが、#15松本のリバウンドシュート、#7岡崎のふわりと浮かしたレイアップで65-66と1点ビハインドで耐える。 第4クォーター甲南大は#4新井が戻り、さらに#5西川の連続得点で残り8分70-68とする。専修大#13大宮にバスケットカウントを決められるが#4新井-#11川辺のバックドアで返し1点リードを保つが、ここで「オーバー!」「オーバー!」と主張していた甲南大ベンチがテクニカルファウルを取られ、専修大#6中川和のフリースローが1投決まって同点、その後の専修大ボールのスローインから#13大宮にリバウンドシュートを決められ6分30秒を残して逆転されてしまう。だがその後うまくファールをもらい、専修大のミスを誘うがここにきて#11川辺のシュートが落ちてしまう。だが残り4分50秒に#4新井が1on1を決めて74-74と再び振り出しに戻す。だがすぐに専修大#13大宮にリバウンドシュートを許すなどリバウンドを支配され、専修大#10波多野の1on1で74-78となった残り2分50秒タイムアウトを取る。だがその後の攻撃が24秒オーバーに終わってしまったのに対し、専修大#13大宮にリバウンドシュートをバスケットカウントで決められ差が開く。しかし#5西川がカットからの速攻を決め、さらに専修大#15小淵のリバウンドからのシュートをブロックした残り57.4秒、#11川辺がチームファールによるフリースローを得る。タイムアウト明けの1投目は落としてしまうが2投目を決め77-81としたディフェンスでは、#4新井が専修大#10波多野へのパスをカットして速攻に持ち込むが、パスミスをしてボールは専修大#6中川和に渡ってしまう。チームファールが少なかったためこの後3つ目のファール、そして#11川辺の5つ目のファールでやっとフリースローとなるが、これを専修大#15小淵にきっちり2投決められてしまう。残り12.6秒で#5西川の3ポイントシュートは外れ、#4新井のリバウンドからもう1度放った3ポイントシュートも外れて77-83でタイムアップとなった。関西4位の甲南大は金星を得られなかったが、代々木第2体育館から大きな拍手が送られた。 (北村美夏) |
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甲南大・布谷監督 「やっぱり勝てないね。でも戦術的には間違っていなかった。戦術と言うのはディフェンスです。後半はちょっと悪かったけれど、インサイドへのダブルチームが効きました。でも後半の出だしが悪く、あそこでもうちょっと頑張りたかったが棒立ちになってしまいました。挑戦者が受け身になった時がやっぱり弱いです。(攻撃は)3ポイントと速攻が良く決まって、ずっとあのままいけばと思ったけれどやっぱりそうはいかないね(笑)。 (良かった点は)新井がファールトラブルでオフェンス力が落ちてしんどかったけれどチームとしてやれた。最後の最後まである程度よくやった。むこうはシュート力など実力があるので一気にやられる可能性もあったけれど他のメンバーがよくつないでくれました。選手たちは特に怖がっている様子もなかったし、やってみて対等にいけると思ったのでしょう。 (今年のチームは)今年勝負と思ってやっていました。気持ちも今日は良かったと思いますよ。(主力の3人は)コンビもいいし、成長したと思います。人間的にね。最上級生というのももちろんあるでしょう。辛抱もできるようになりました。それは返ってくる言葉で感じますね。」 |
甲南大・#4新井選手(写真) 「(専修のインサイドは)日本にはまだまだごっついやるがおるなぁと思いました(笑)。自分も一応193cmあったしバスケットは高校から始めたので、外のプレーはあまりできず大学に入ってから覚えないとと思ってやり始めたんです。なのでやっぱり中(インサイド)では取れないので、自分が点を取るのではなくディフェンスを引き寄せて周りのシューターを生かすプレーを1番意識しました。それをフェイクにたまには自分もとやったら思ったより攻められました。 (試合の入りは)緊張や勝ち負けよりこの代々木第2っていう場所でできるのが気持ちよかったです。ファールトラブルでプレータイムは少し短かったけれど、このメンバーでここまでやれたので満足です。自分はずっと怪我が絶えなかったので。こうしてやれて嬉しかったです。 (自身の役割は)1番大きいのでゴール下を守ることです。センターとしてそこで暴れられるのは止めたかったですし。 (その笑顔の秘密は)一緒にいるメンバーや支えてくれた両親や友人のおかげですね。落ち込んだ時に気付いて一声かけてくれるチームメートに支えられていました。 (この4年間は)バスケットは1人では勝ったり負けたりできないというのが1番勉強になりました。スーパースターが1人いるっていうチームには負ける気がしません。僕達も最初は全員個性が強かったのですが、それでやっぱり勝てなかったのでそういうのはやめにしてたら、自ずと結果がついてきたなと思います。 (最後の拍手は)正直めっちゃ嬉しかったです。こんな晴れ舞台で。OBの方も、ヤジも言われましたけど(笑)最後は「お疲れさん」と言ってくれました。感謝の気持ちで一杯ですね。」 |
甲南大・#5西川キャプテン 「(試合の入りは)関東の試合は見る機会がないのですが、慶應戦のビデオを見られたのでそのイメージから、背が高くて能力も高いので高さ対策を中心に練習しました。でもイメージもやぱり頭で考えただけなので、最初はやっぱりギャップがあったけれど、試合中に修正していい入りでした。相手がなめてたというのもあったと思うのですが思った以上にいいスタートでしたね。1人1人が自分の仕事を精一杯やろうとしたのがいい試合につながりました。 (後半は)後半は向こうの実力も出て。勝つ気はあったのですがわからないという気持ちが正直ありました。前半はあたりも弱かったんですよ。こちらのやりたいようにやらせてくれた。でも後半はあたってきて。専修はディフェンスのイメージはあまりなかったのでえ?と思っているうちにリズムが狂って、一気に詰められらのが大きかったですね。 (自身のできは)80点くらい、まあまあできました。あとはもうちょっと点を取れたら良かったですね。 緊張はあまりしなかったです。自分達の代は1年生の時から試合に出ていたので経験が生きました。1、2年生は初めてのインカレだったり初めての代々木第2体育館だったりして(笑)。 |
今日は勝てなかったのでチームとしては0点です。自分は勝負の世界は勝ってなんぼ、いい試合でも負けたら意味がないと思うので。でも4年間のしめくくりとしてはよかったですね。 (最後の拍手は)あったんですか?夢中で全く聞こえなかったです。」 |
<男子第56回女子第51回全日本学生バスケットボール選手権大会 女子1回戦> 11月30日(火) 会場:代々木第1・2体育館
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スターティングメンバー 玉川大:#5武藤、#6中村晴、#7中村道、#9阿形、#11深見 東北学院大:#4青山、#7渡邊、#8赤松、#14阿部、#15工藤 (渡辺美香)
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強気に攻めチームを引っ張る 東北学院大#4青山 |
<男子第56回女子第51回全日本学生バスケットボール選手権大会 男子1回戦> 11月30日(火) 会場:代々木第1・2体育館
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スターティングメンバー 京都産業大:#4加藤、#5大原、#8菊池、#9菅谷、#13濱田 九州産業大:#4佐野、#5滝本、#10陰、#12千々岩、#16加納 (渡辺美香)
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インサイドで熱い攻防を繰り広げた京産大#9菅谷と九産大#10陰 |
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京都産業大・#4加藤選手 |
<男子第56回女子第51回全日本学生バスケットボール選手権大会 男子1回戦> 11月30日(火) 会場:代々木第1・2体育館
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スターティングメンバー 秋田経法大:#4松浦、#5山本、#6笹、#8菊池、#9佐々木 筑波大:#4瀬戸山、#5井上、#8森本、#11小松、#12尾崎 (渡辺美香) |
29得点をあげた筑波大#4瀬戸山 |
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秋田経法大・#6笹選手 |
<男子第56回女子第51回全日本学生バスケットボール選手権大会 女子1回戦> 11月30日(月) 会場:代々木第1・2体育館
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<男子第56回女子第51回全日本学生バスケットボール選手権大会 男子1回戦 11月30日(火) 会場:代々木第1・2体育館
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<取材・文 北村美夏、渡辺美香> |