<日本代表>

アシックスとサプライヤー契約 2005.4.5

財団法人日本バスケットボール協会(JABBA)は株式会社アシックスと2005年度から2008年度までの男女全ての年代の代表チームのサプライヤー契約に合意した。JABBAが全てのカテゴリーにおいて1社と独占契約を結ぶのは初めてのこと。この契約により選手のユニフォームやシューズ、バックのみならず、レプリカジャージやライセンス用品など“バスケットボールビジネス”の展開をにらんでいる。


写真:握手をするJABBA・石川氏(中央・左)とアシックス・尾山氏(中央・右)

会見では最初にJABBAの石川武副会長・専務理事が「FIBA男子世界選手権(2006)・北京オリンピック予選(2007)・北京オリンピック(2008)と重要な時期に強固なパートナーシップを結べたことは大変喜ばしく、心強い。」と述べると、アシックスの尾山基マーケティング統轄部・取締役統轄部長からも「これまでの会社の活動が認められた結果として非常にうれしい。代表活動を強力にサポートしていくと同時に、レプリカモデルやライセンス用品の開発・販売などバスケットボールビジネスをカッコよく拡大していきたい。」と抱負を語った。

<バスケットボール日本代表チームのエンブレム・ロゴ>
エンブレム(上)はバスケットボールと日本の象徴の「富士山」をモチーフに作られた。富士山を形作る5本の黒いラインはコートでプレーする選手たちを表す。
ロゴ(下)も「富士山」からイメージしたもの。「和」をコンセプトに優雅・華麗に、力強く飛躍する日本代表を表現する。

<新ユニフォーム>  「忍者」のもつスピード感とシャープさがモチーフ 『新・忍者(Shin-Ninja)』

正面(左-ホーム用・右-ビジター用)

サイドのダブルメッシュ部分
コートを変幻自在に動き回る選手の様子を「忍者」に見立てたデザイン。
忍者装束の黒と赤を使い、ボディは大き目のメッシュ生地で「鎖帷子」を、サイドには2種類のメッシュを重ねて作る流線形の模様を使用し「手裏剣」の刃をイメージした。
また熱が溜まり汗をかきやすい腰部には吸水速乾性・伸縮性・通気性の高いメッシュ生地を用い、動体裁断でフィット感をアップ。
シンプルで機能的なユニフォームとなっている。

モデルは日本代表候補選手
左・五十嵐圭(日立)「アシックスのユニフォームは軽くてべたつかず、とても動きやすいです。」
右・大神雄子(JOMO)「アシックスのユニフォームはアテネオリンピックでも着ましたが、本当に軽くて、デザインも参加国の中で一番かっこいいと思いました。」

<取材・文 渡辺美香>

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