<男子日本代表第2次強化合宿>
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4月24日、府中のNECニューライフプラザで、男子日本代表第2次強化合宿が行われた。 |
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4/24(土) その後アップを終えると、すぐに5on5へ。まず網野・五十嵐・竹内・仲村・古田が手本を見せて、それに伊藤・太田・柏倉・桜井・渡邊がディフェンスに入ってスタート。大宮・柏木・西塔・菅谷は最初見学。ミス等で攻守が切り替わり、ディフェンスがボールを取ったら速攻に持ち込む。どんどん先取を入れ替えて進めていった。1つ1つ止めて説明を入れていく。「強いパス」「スクリーンを使う」などはここでもよく言われていた。 その後若手主体とし、網野・五十嵐・伊藤・柏倉・古田・仲村・渡邊はウエイトトレーニングを行った。 さらにその後大宮・西塔・竹内と太田・菅谷は1on1。特にセンター陣へのローポストの攻め方は丁寧に教えていた。その後21点ラリー、最後にフリースローシューティングをして、午前を終えた。 |
<今日の練習メニュー>
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の間を抜けようとするのは何もできない証拠」「試合でも全部持っていっても最後決めないといけないのは一緒だよ」とのジェリコHCから注意が出る。どのグループもシュートに持っていくのも困難な中、大宮がするりと抜けてダンクを叩き込んで「おお」と周りから声が上がる場面もあった。 その後は2on2でスクリーンプレーの確認。桜井・太田はまだ慣れずに何度か注意されていた。最後にジャンプからダッシュ、補強と体をいじめて、4日目のメニューを終えた。 その後、太田・大宮・西塔/桜井・菅谷・竹内公の6人はさらに21点先取の3on3ラリー。常に僅差で16−16と譲らないが、最後に菅谷が得点して21−16で後者チームが勝利。負けチームはシャトルランのペナルティー。何とか走り終えるが、「西塔が頑張っていないからもう一回」。6人はスプリングキャンプばりのメニューでやっとこの日を終えた。 <ジェリコHC語録> |
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フォーメーション確認: トップからスタート |
1on2: 白熱の五十嵐、柏木、柏倉組 |
リングタッチジャンプ: 余裕の桜井と大宮 |
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<インタビュー> |
1on2での笑顔 |
大宮シュート |
西塔シュート |
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<コラム> 〈3〉『笑顔の理由』 「自分が呼ばれたのは、やっぱりこれからの選手の手助けという役割を任されているからなんだろうなって思ってます。」 と代表の中で唯一の30代で、11年連続の代表選出となる古田は言った。 手助けのため。しかし、それだけがこの厳しいメニューの中でも笑顔を絶やさないでいられる理由なのだろうか。 「若い頃は何も考えずにやっていたけれど、去年くらいから(代表メンバーが)急に若返ったしね。手助けと考えるようになったのはその頃からかな。」 五輪出場を逃した悔しさと、1998年世界選手権出場権を自らの手で勝ち取った喜び。この両方を知る古田は、練習後の別メニューで体力を使い切って座り込む学生選手に1人ずつ声を掛け、この日練習に参加できなかった竹内譲とも少し話をしてから、体育館を後にした。 |
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<取材・文 北村美夏> |
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