<男子日本代表>

 5月1日、日立柏総合グラウンド体育館で、男子日本代表第2次強化合宿が行なわれた。最終日のこの日は20名が参加し、今回の仕上げとして5on5を行なった。
 第3次合宿は5月4日から行なわれ、4・5日は李相佰杯代表に胸を貸す予定(非公開)。


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5/1(日)
 この日は竹内公が早出でコーチとともにシューティングだった。メンバーが少しずつ集まると、最初の円陣では“世界選手権で当たるろうだから”南米のチームの事が伝えられ、選手のモチベーションを刺激していた。
  その後、アップ、ドリブル鬼ごっこを入念に行い、5on5へ。20人が2チームに分けられ、交代を多用し色々な組み合わせを試していった。

  序盤は両チーム少し厳しさがなく、得点は入っていったが「今のは全然良くない。ディフェンスが見たい」とジェリココーチ。すると網野らが声を出してすぐに切り替える。中盤、梶山がタッチ良くシュートを決め、山田が状況を見て1on1をしかけてとゼッケンチームが少しずつリード広げていく。うまくディフェンスの裏をついてゴールが決まり、「ナイスおとりだったな」と小宮が言って場を和ませるなど、最終日で披露はあるが声を掛け合って進めた。終盤は川村がここぞというところで外のシュートを決め、ディフェンスでも仲村についてき、交代する時「川村よくやったよ」とジェリココーチから声を掛けられていた。また、桜井がPGに挑戦し、ミスマッチを生かしてスティールからダンクを決めて見せた。だが最後は五十嵐がお返しにファールを誘い、2本のフリースローで終了、87-77でゼッケンチームが勝った。
  その後は恒例の補強(腹筋)。うめき声が漏れ、“きつそう”と見学者から声が上がる。このメニューをやり遂げて2次合宿は終了となった。

<取材・文 北村美夏>
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