<李相佰(りそうはく)杯男子選考合宿レポート〜3日目>
4月18日、府中のトヨタ自動車府中スポーツセンターで、李相佰杯男子選考合宿が行われた。
李相佰杯は、5月14日から16日まで、韓国の釜山で行われ、ここでセレクションされた12人は韓国大学選抜チームと戦う。

最終日の今日は、総合的に確認した後、1人1人セレクションの結果が伝えられた。最終メンバーは、来週の理事会で承認後、発表される。
最終合宿は5月10日から東芝小向体育館で行われ、12日にトヨタ府中スポーツセンターでA代表と練習ゲームを行った後、13日に出発、18日に帰国の予定。
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4/18(日)
最終日の今日は、2メン・3メンで体をほぐし、C陣はビッグマンドリル・1on1、G/F陣はディフェンスの確認をしてから5on5に行った。チーム分けは、チームA:大宮・蒲谷・佐藤・瀬戸山・中川、チームB:大西・熊谷・西塔・桜井・田中、C:石崎・池田・大屋・長澤・町田(2日目に負傷した菅谷は見学)。バックコートからのプレスディフェンスをテーマに、−5点からディフェンスが0点になったら交代、というシステムをとった。特にチームAはうまくプレッシャーをかけ、あっという間に交代していた。

続いてのゲームでは、4本取り、ただしプレスディフェンスを見るためにファールにはフリースローを与え、与えられたチームはフリースロー成功後のプレスのパターンとポジションの確認を必ず行うよう指示された。

<今日の練習メニュー>
09:35 集合
09:40 アップ
10:00 2メン、3メン
10:10 ポジション別練習
10:25 5on5(プレスディフェンス)
10:45 2人組シューティング(2セット)
10:50 5on5ゲーム
11:40 まとめ〜クールダウン

最初は、チームCが長澤のオフェンスリバウンドなどで2勝するが、アウトサイドシュートが入らず流れに乗り切れない。そのうちにチームBがミスマッチをうまく突き、チームAもスピードと多彩さで混戦となるが、最後はチームAがB、Cに連勝して勝ち抜け。チームB、Cはペナルティーの5メンを行った。
      
その後、クールダウンしながら1人1人に選考結果が伝えられた。まとめ時に「これからもいろいろ大会があるし、来年にはユニバもある。これで終わりではない。」という池内HCの言葉があったように、短いながらこの世代への手ごたえが感じられた大会となった。

<インタビュー>〜池内泰明ヘッドコーチ

・合宿を終えてみて
「こ のメンバーはスプリングキャンプから一緒にやっているので、 コミュニケーションも良く取れていました。選手自身が自分から動いてくれたし、指示もすんなり理解してくれたので、すごくやりやすかったです。」

・セレクションについて
「 基準は…“この大会にあった選手”ということで、“勝てる選手”を選んだまでです。“勝ちに行く”のでね。」

<文 北村美夏/取材協力 渡辺美香>
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