<李相佰(りそうはく)杯男子直前合宿>

5月11日、川崎の東芝小向体育館で、男子代表直前合宿が行われた。
午前はオフェンスのセットプレーの確認と徹底、午後はディフェンスの練習と5on5を行なった。
合宿は12日までで、明日午前は東芝小向体育館、午後は東芝幸体育館で行われる。

参加選手(12名):石崎、大西、大宮、蒲谷、熊谷、西塔、桜井、佐藤、菅谷、瀬戸山、中川、長澤
                       
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5/11(火)

  午後はウォーミングアップの後、オールコートでの1on1から始まった。組み合わせは、中川×蒲谷、西塔×桜井、瀬戸山×大宮、長澤×菅谷、佐藤×大西、熊谷×石崎。まずはコースチェックを2セット、続いて勝負を2セット、最後にハーフラインから勝負を2セット行なった。この際、 「なるべくサイドの方へ追い込めるように」との指示があった。
次に2on2にして、ドリブル・トラップ・ローテーションの動きを確認した。インサイド、アウトサイドへのドリブル両方に対して行なった。
  続いて、ディフェンスが多い4on5で、積極的にトラップをかけていく練習を行なった。ターンオーバーを誘うか、シュートを入れられてしまったら攻守交替し、今度はオフェンスが多い5on4で、4人のディフェンスはゾーンを使った。
 その後シューティングを挟んで、韓国チームがよく使うピック&ロールに対するディフェンスを行なった。両ハイポストにスクリーナーを2名置いてトップにいるボールマンがそれを使って左右にドリブルで動き、ディフェンスはファイトオーバーでついていくとともにスクリーナーのディフェンスはショウして助けた。さらにセンターとフォワードの間でも行なった。
<今日の練習メニュー(午後)>
16:00 集合、円陣、アップ
16:25 オールコート1on1
16:35 オールコート2on2
16:40 オールコート4on5
16:50 2人組シューティング
16:55 ピックアンドロールへのディフェンス
17:00 2人組シューティング
17:05 ディフェンスの確認
17:10 ディフェンスのポジショニング
17:25 ハーフコート5on5
17:40 ハーフコート5on5(カウンターあり)
17:45 クールダウン
17:55 終了

続いて、1〜3線、ローポストへのトラップを行った。ポストマンがドリブルを始めたらトップ、次に反対の45度にいるディフェンスがトラップに行き、それぞれトラップ後のローテーションまで行なった。
 その後はハーフコートの5on5。チーム分けは、白:中川・蒲谷・桜井・大宮・佐藤・瀬戸山 、青:石崎・熊谷・西塔・大西・長澤・菅谷。まずエンドスローインで午前中にやったフォーメーションを確認した。続いて逆にトップからスタートで「間合いを詰めていく事、スペースを考える事」が指示される。その後はターンオーバーかシュートインで攻守交替で、オフェンスとディフェンス合わせて24秒以内に攻めるという形で行なった。
  この後クールダウンし、終了した。

<インタビュー>

池内泰明ヘッドコーチ

「みんなできる子ばかりだから、形をつくっていけばいい。実際の試合でどういう組み合わせでやるかも見ていきたい。まずは1戦目、絶対に勝ちたいですね。そうすれば、いい感じに行くだろうから。」

<取材・文 北村美夏 協力 渡辺美香>
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