3月11日、東京の国立スポーツ科学センターで、第3次スプリングキャンプが行われた。2次からセレクションされた22名が参加し、13日まで行われる。
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2メンにて |
3/11(金)
この日は太田敦・太田匠・川村・菊地・呉屋・桜井・西塔・竹内公・竹内譲・中川の10名が参加。U-18との関係で、A代表組は午前の後1時間・午後の前1時間で行なった。16時からの方は、ドリブルドリル・ドリブル鬼ごっこで体をあたためた後すぐにハーフの5on5(21点先取)。「スイッチしない」などディンフェスを見ながら行い、1本目の13-11からディフェンスがボールを取ったらカウンターを出すルールにする。トランジッションのなかではやくマークを見つけること、また自分のマークばかり見ないでヘルプも意識することなど本練習につながる内容のアドバイスが出た。途中「男らしくやろう」というユニークな指示出て激しさが増し、オフェンスで自らの動きにバランスを崩してしまうほど全力で行なっていた。 続いて17時から本練習。この日は2メン、シュートドリル、1on1、ルーズボールからの1on1、5on5(4チーム)。 シュートドリルは、45度から左右交互に行なう。2種類のもらい方(普通のミートとバックターン)×2方向(ミドルラインとベースライン)のドリブルの計4種類。「つき出しは早く強く、トラベリングはしない」と基本だが大事なアドバイスが出る。その後実際に45度からの1on1(インサイド組・アウトサイド組に分かれて)。 |
簡単にもらわせないディンフェスがだいぶ意識できるようになっており、特に瀬戸山×伊藤、竹内譲×桜井ペアは白熱していた。
その後はルーズボールからの1on1。エンドラインにボールを持ったコーチを挟んで立ち、コーチがボールを投げた瞬間によーいどん、ボールを取ったほうがオフェンスで1on1をする。体の使い方ではやはりA代表組・大学生に分があり、高校生は苦戦していた。途中呉屋がダイブすると皆体を投げ出してボールをとっていた。 最後に4チームで5on5。どちらかが得点するまで続ける21点取り(2Pは2点、3Pは3点でカウント)で、勝ち残り。 1セット目は瀬戸山らのチームが順調に得点するが、中川らのチームが追いかけ19点で並ぶ。最後に直接対決で西塔が速攻を決めて、瀬戸山チームが勝った。途中、川村から目の覚めるようなロングバウンドパスが出て「お〜」と声が上がった。 フリースローで息を整えての2セット目は、石田らのチームが連続得点で抜け出す。1セット目無得点だった伊藤らのチームがやっと初得点する。1セット目に続き中川チームがじわじわ追い上げ、石田チームと18点で並ぶと町田のシュートで逆転。だがそこから菊地が当たられながらカットインを決めて石田チームが勝った。 3セット目は再び瀬戸山チームが先行する。そしてここでも中川チームが加々美の3ポイントシュートで追い上げる。ラリーの末、リバウンドを上手くはじいて中川が決めて終了となった。 ちなみに2セット目を制した石田チームは0点に終わってしまい、集合時に池内コーチから「1セット目にも無得点のチームがあったけれど、点差があいてもあきらめないようにしよう」との言葉があった。 |
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この日の3部練には最高の10人が参加 |
よーいどんでボールを追う |
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<取材・文 北村美夏>
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