<ジョーンズカップ男子合宿>
7月11日、NECニューライフプラザで、U-24日本代表ジョーンズカップ合宿が行われた。合宿最終日となるこの日は、A代表が終了後に練習。ディフェンスを確認した後ゲーム形式のメニューで仕上げた。
次の合宿は、16日から国立スポーツ科学センターで行われる。

参加選手(12名):中川・瀬戸山・熊谷・佐藤・大西・大屋・加々美・石崎・蒲谷・町田・大宮・菅谷
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7/11(日)
A代表の練習開始が遅れたため、アップは2階のスペースで行った。
コートに入ってからは、まず細かく速いパスでつなぐ2メンで身体を動かす。
その後、センターサークルの狭いスペースを使って、5箇所に立ったオフェンスのパスに合わせてディフェンスの動きを行う。外へのパスに対してのクローズアップをしっかりやること、ヘルプポジションなどの動きの確認と意識付けを行う。

その後 フリースローをはさみ、オールコートの3on3パスゲームへ。チーム分けは、白:瀬戸山・熊谷・佐藤・町田、紺:中川・蒲谷・大宮、青:石崎・大屋・大西・加々美の3チーム。パスのタイミングが合わず、途中で止まってしまうこともしばしばあった。その後ワンドリブルまでOKというルールに変えて、引き続き行う。

その後は4on4。チームは紺:熊谷・瀬戸山・町田・佐藤が固定で、他のメンバーは全て白チームだった。続けて何本も行ったためか、時々集中の切れる場面も見られた。
シューティング終了後、1度全員を集め、池内HCより1つ1つのプレーをしっかりと一生懸命にやるよう注意があり、その後ディフェンスの動きを確認した。
<今日の練習メニュー(午前)>
11:30 集合・2メン

11:35

5on4

11:40

フリースロー

11:45

3on3(菅谷は別メニュー)

11:55

フリースロー

12:00 4on4(菅谷は別メニュー)

12:15

2人組シューティング

12:20

ミーティング

12:30

5on5

12:40

フリースロー

12:45

円陣

12:50

5on5

13:10

クールダウン

13:20 終了
続いて、白:中川・石崎・大屋・大宮・菅谷・大西、紺:熊谷・蒲谷・加々美・町田・佐藤・瀬戸山で5on5を行う。はじめに紺チームが1-3-1のゾーンで、白チームはマンツーマンでディフェンスを行い、途中で入れ替えた。1本目の終了時、「もっとしっかり声をだすこと」という基本的なことを池内HCから言われていた。
最後の5on5は、同じチームで得点をつけて行った。まず熊谷の3ポイントシュートなどで白1-5紺と紺チームがリードするが、その後白チームの速攻がよく決まり白11-11紺と同点となる。白チームはさらに展開の速い攻撃で速攻を重ね、白16-13紺とリードする。白チームが引き続きリズム良く攻める一方、紺チームはなかなかペースに乗れず、徐々に点差が広がる。最後は大屋の3ポイントシュートが決まり、白35-32紺で白チームが勝利した。
その後クールダウンを行い、集合・円陣を組んで、この合宿最後の練習を終了した。

<インタビュー>
池内ヘッドコーチ
「今日の練習は取り組む姿勢がよくなかったです。集中ができていない。これはずっと通して言ってきたことなのですが…。理解度は個々で違うでしょうが、それにしてもできていないですね。昨日の(A代表との練習)ゲームはよかったのですが、練習だとあの集中ができなくなる。それはよくないことですね。
次の合宿では、オフェンスの動きを中心にやります。いろいろ組み合わせもやってみたいですし。ちょうど大学が試験期間に入るのですが、土日は集まれそうです。出発前も無理かなと思っていたのですが、前日には集まって練習できそうですから、本番までにできる限りの事をやっていきたいですね。」

大宮宏正選手
「昨日のゲームではよかったけど、今日はダメでしたね。みんな仲が良いのはいいのですが…もっと集中してやらないといけないですね。自分も流されてしまって十分にできていなかったので反省してます。」



頻繁にミーティングし意思統一をはかる

<取材 渡辺美香/構成 北村美夏>
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