U-24メンバーから池内HC、板倉選手(チームキャプテン)、中川選手(昨年のU-24チームキャプテン)、代表初参加の石田選手と呉屋選手に話を聞きました。
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<男子U-24日本代表合宿>
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U-24メンバーから池内HC、板倉選手(チームキャプテン)、中川選手(昨年のU-24チームキャプテン)、代表初参加の石田選手と呉屋選手に話を聞きました。 |
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池内ヘッドコーチ 「今年のチームはガードがしっかりしています。インサイドは太田、菅谷ですが、太田もA代表の方で頑張ってきていたので、よくなっていると思いますね。 選考については、(候補選手たちの)力の差がないので、いかに短期間で我々の言っていることを理解できるかということが重要になりました。そういう意味で今回初選出ですが石田(#6)は高いものを持っていると思いましたね。さらにシュート力がありますし。彼の場合は高校、大学の環境がよかったのでしょうね。呉屋は点取りやなのですが、ディフェンスをもっと厳しくできるようになってもらいたいですね。オフェンスの能力は素晴らしいのですが、(自分が)いった方がいい時とパスを出した方がいい時との判断も少しずつできるようになっています。このチームの目標は「ユニバーシアードで上位リーグ(8位以内)に入ること」です。なかなか厳しいとは思いますが、ジョーンズカップでタフな試合をすることでチーム力を上げたいですね。いい成績が残せるようにがんばります。」 |
板倉令奈選手(#4・東芝) 「最年長ということでキャプテンになりました。鵜沢がいると思ったのですけどね…(笑)。 選考合宿ではJBLからきているということで、「落ちるわけにはいかない」という気持ちはありました。実際にはちゃんと身体を動かすのは(スーパーリーグの)ファイナル( 3 月)以来だったので、調子が出なくて難しかったです。でも最低ラインまではきちんとやろうと思って、必死になって臨みました。それにU-24に入れるのは(年齢的に)最後の年だったし、前回のユニバの時、U-24からA代表に上がっている人(五十嵐選手)を見ているので、自分のためにも頑張ろうと思いました。 キャプテンというのは中学以来ですね。それもちゃんとしたものではなかったし…。初めてみたなものです。自分はあまり引っ張っていく方とかではないので、今回のチームキャプテンをいいきっかけにして、もっとしゃべったりしていけるようになりたいです。キャプテンとして自分から先にたって、プレー面だけでなく、コミュニケーションとか、全てにおいてやっていきたいです。“パイプ役”にもチャレンジです。 |
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(他の選手が皆年下ということで)最初は正直「きついな」と思いましたね。知らない奴らばっかりだし。テンションも下がりそうになってましたが、自分で頑張って持ち上げていこうと思ってやるようにしました。今はみんな仲良くなって、元気をもらってますよ。
ジョーンズカップは9連戦ということで、コンディションに気をつけないといけないです。12名全員で回していかないとやっていけないでしょうし、チームワークが重要になりますね。(帰ってすぐにユニバーシアード大会のためトルコへ出発)こんな忙しい夏は今までないですね。でもこれだけの試合を経験できることもないでしょうから、いい経験ができると思っています。A代表も頑張っていますから、その下の世代も頑張って上がっていって、新しい日本のバスケットを作っていきたいですね。」 |
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中川和之選手(#5・チーム未定) |
石田剛規選手(#6・トヨタ) 「(U-24に)選ばれるとは思っていなかったですね。ゲームが崩れないようにプレーしていくことや、ディフェンスをしっかりやって、我慢できるようにプレーしていく面を評価してもらえたのかなと思います。(2番だけでなく1番的なプレーを要求されることについては)国際経験はほとんどないのですが、それでも(外国チームとのゲームでは)1on1だけではどうしようもないことはわかります。個人の力ではなく、5人のあわせでノーマークを作っていくことが必要です。そういう意味ではゲームコントロールができるほうがいいんじゃないかなと思いますね。(代表チームは)初めてですね。大学3〜4年時にスプリングキャンプに参加できて、少しずつそういう上のレベルでプレーしてみたいと思うようになりました。選考合宿では自分は“PGにはなれない”とは思っていますが、その中でもガード的な動きの中で少しでもゲームをコントロールしていけるようにやっていきました。選考合宿まではまだ(トヨタの)チームの練習とかはなかったのですが、(U-24に)入りたかったので中川とかと一緒に練習をしてきました。逆に学生ではなかったし、卒業したてということで、こちらに専念できたのがよかったですね。(選出されて)親はすごく喜んでいましたね。 |
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今回はアメリカのチームとかとも試合ができるので楽しみです。話ではいろいろ聞きますが、自分の身体で感じる部分があると思うので、やはり自分で経験しないとわからないこともあると思いますね。自分のプレーではカットインとかクイックネスは通用するかもしれませんが、能力があまりない分、5人の中での動きやカバーしていくことが大切になると思います。
(応援してくれる皆さんに向けて)自分は今までこういうこと(代表チーム入り)には無縁できていたのですが、努力してきたことが評価されてとても幸せに思います。可能性はみんなにあると思うので、(みなさんにも)頑張ってもらいたいなって思います。」 |
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呉屋貴教選手(#11・日本大4年) |
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<取材・文 渡辺美香> |
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