<第38回関東女子学生バスケットボール選手権大会>

5月13日〜23日、東京の各大学体育館、代々木第2体育館他で、第38回関東女子学生バスケットボール選手権大会が行われた。
21日から行われた決勝リーグでは、日本体育大学と専修大学の2強が2勝で最終日に激突。ロースコアゲームの末、後半突き放した日本体育大が60-50で勝ち、優勝を決めた。
 
最終順位
1位:日本体育大

2位:専修大
3位:玉川大
4位:早稲田大
5位:拓殖大
6位:筑波大
7位:東女体大
8位:白鴎大
  



<第38回関東女子学生バスケットボール選手権大会 決勝リーグ

5月23日(日) 会場:代々木第2体育館

TEAM
         
TEAM
 
87
23
1st
21
62
 
玉川大
17
2nd
11
早稲田大
27
3rd
17
20
4th
13


スターティングメンバー
早稲田大:#4堀江、#5金古、#6宮本、#7原田、#11半澤
玉川大:#5武藤、#7中村道、#8中村晴、#12阿形、#17深見

第1クォーター、どちらもディフェンスを崩しての点の取り合いとなり、残り1分でも20-20と譲らない。玉川大はその後、24秒ぎりぎりで#8中村が3ポイントシュートを決めリードを奪う。その後、フリースローを与え1点返されるもこのクォーターを23-21とする。

第2クォーターも、1on1を仕掛け得点を重ねるも早稲田大#8松井に中・外でのシュートを許すなど一進一退の展開。
玉川大はオフェンスの手を緩めず、多くのファールを奪う。そのフリースローに加えて、#6玉城や#12阿形の3ポイントシュートが決まり、32-40とリードを8点にひろげて前半を終える。

しかし後半は守りに入ったかその勢いが止まり、ターンオーバーが増える。早稲田大#4堀江に中−外を上手く使って攻められ開始2分43-48と追い上げられる。しかし徐々にスタイルを取り戻し、#5武藤のインサイドや、#17深見の3ポイントシュートなどが決まる。するとディフェンスも流れがよくなって、速攻を出すなど残り2分には63-42までリードを広げる。その後、厳しいディフェンスでかさんでいたファールからフリースローを与えるも、67-49で第3クォーターを終える。

第4クォーター立ち上がりは、早稲田大にインサイドで粘られ連続得点を許すが、玉川大も多彩に攻め連続得点し返し、残り7分74-53とする。そこからさらに連続得点を重ね、残り2分には87-53と大差を付ける。早稲田大の攻撃を#4堀江のみに抑える。最後はオールコートプレスディフェンスに苦しむもリードは大きく、87-62で玉川大が3位を決めた。



<第38回関東女子学生バスケットボール選手権大会 決勝リーグ

5月23日(日) 会場:代々木第2体育館

TEAM
         
TEAM
 
60
18
1st
12
50
 
日本体育大
13
2nd
18
専修大
15
3rd
12
14
4th
8

スターティングメンバー

日体大:#4加藤、#6野田、#7松尾、#8野村、#15市野
専修大:#4関、#5川村、#6長南、#8山下、#11岩崎

第1クォーター、専修大はターンオーバーが多くリズムに乗り切れない。日体大#4加藤、#7松尾に得点を許し、開始3分2-10と苦しい立ち上がり。そこから#6長南がリバウンドで奮闘し、その後は交互に点を取り合う展開となり12-18で終える。

しかし第2クォーター、日体大#9細川、#10養田のシュートで一時10点差となる。だが#5川村、#9中川の3ポイントシュート、#6長南の1on1で追い上げ、残り6分再び20-23と詰め寄る。 すると日体大にタイムアウト明けからオールコートゾーンプレスを仕掛けられ、一気に20-28となる。それでも残り3分から、#5川村の3ポイントシュート2本などでくらいつき、30-30の同点とする。最後は日体大#6野田にフリースローを与えるも、30-31で折り返す。

後半もその勢いに乗り、#11岩崎の連続シュートなどで残り6分40-33とリードを奪う。その後42-43と再び1点差に戻るとどちらも決め合う展開となる。しかしそこから足が止まり、ターンオーバーが増えて、42-46と日体大に抜け出される。

最終クォーターもオフェンスを建て直せない間に、日体大#13石川のインサイド、#16梅の1on1などで連続失点し、残り4分までノーゴール。42-56と引き離される。さらにここで頼みの#6長南がボールの奪い合いで左足首を負傷し、 ゲームから離れる。それから専修大は#14渋川の3ポイントシュートなどでなんとかついていこうとするが、最後まで日体大にペースを握られ、最後はボールをキープされて惜しくも準優勝となった。 



<第38回関東女子学生バスケットボール選手権大会 女子決勝リーグ>
5月21〜23日(金〜日) 会場:代々木第2体育館
日体大
専修大
玉川大
早稲田大
日体大
×
○60
○85
○65
専修大
●50
×
○92
○54
玉川大
●55
●69
×
○87
早稲田大
●49
●42
●62
×



<第38回関東女子学生バスケットボール選手権大会 順位決定戦>
5月21〜22日(金・土) 会場:代々木第2体育館
22日
(7・8位 決定戦)
チーム
21日
(5〜8位決定戦)
22日
(5・6位決定戦)
73
白鴎大
58
71
筑波大
62
78
拓殖大
74
81
東女体大
62

 



<第38回関東女子学生バスケットボール選手権大会 ベスト32〜ベスト4の勝ち上がり>
5月18〜20日(火〜木) 会場:とどろきアリーナ、新宿スポーツセンター、代々木第2体育館
 
5/18

5/19

5/20
(準々決勝)
5/20
(準々決勝)
5/19
5/18
日体大
82
66
74
100
114
早稲田大
埼玉大
37
21
千葉大
 
 
 
成蹊大
55
56
群馬大
松蔭大
121
大妻女子大
 
 
 
東女体大
106
70
53
70
84
84
和洋女子大
都留文大
39
63
國學院大
 
 
 
秋草短大
62
57
99
40
東洋大
大東文化大
102
164
白鴎大
 
 
 

筑波大

102
111
73
70
67
78
東京学芸大
順天堂大
42
70
国士舘大
 
   
 
法政大
82
54
86
28
文教大
青学大
67
147
専修大
 
 
 

玉川大

92
78
83
58
40
74
杉野服飾大
日本大
71
77
東海大
 
   
 
学習院大
44
64
54
70
神奈川大
日女体大
97
98
拓殖大

<取材・文 北村美夏>