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＜第54回関東大学バスケットボール選手権大会＞

第54回関東大学バスケットボール選手権大会（通称トーナメント）は25日、代々木第2体育館他で5・6回戦が行われた(全ての結果は→関東学連公式サイト)。
この日でベスト16の残り半分が出揃い、さらにベスト8のうち半分も決定した。
ベスト16：明治、大東、国士舘、早稲田、日体、筑波、日大、順天
ベスト8：法政、東海、青学、専修

TEAM						TEAM
	71	18	1st	16	83
慶應大		17	2nd	19		国士舘大
		13	3rd	28
		23	4th	20

スターティングメンバー
慶應大：＃7酒井、＃12香川、＃13加藤、＃21竹内、＃23原
国士舘大：＃4山口、＃7陳、＃15小松、＃17秋澤、＃21寺嶋

ゲームが動いたのは3Q。国士舘大は＃15小松の3P・＃16柴田のオフェンスリバウンドで一気に流れを引き寄せ、＃20立花もルーキーらしからぬ強気のプレーを見せる。慶應大は＃7酒井がインサイドで奮闘するが､全体的にポイントでのシュートが入らなかった｡

観て損なし！③前編～応援が僕らの力・国士舘大

　関東リーグ3部Aの国士舘大が、1部の慶應大に快勝した。キャプテン＃4山口が落ち着いてゲームメイクすれば、＃15小松・＃16柴田・＃17秋澤の2年生トリオもそれぞれ持ち味を発揮。＃20立花・＃21寺嶋(いずれも北陸高)のルーキーコンビはカットインにルーズボールにと活躍、“縁の下の力持ち”とも言える3年生センターの＃12清水までもが中外でシュートを沈めていく。この展開に、関東で最も熱いスタンドの応援がますます沸いた。

　＃4山口は言う。「あの応援は自分もすごいと思います。うちは部員70人で1コートしか使えないし、他の部との兼ね合いもあって練習時間も長くない。だから応援のみんなはリーグ中などほとんど練習できないんですよ」。

　それでも声を出し続けてくれる。「今日は気持ちが大事な試合だったけれど、応援にだいぶ助けられました。応援の力があるから頑張れるということをベンチに入る僕らも、スタンドにいる皆も知っている。すごく感謝しているし、だから彼らも“応援しなきゃ！”って気持ちになってくれるんだと思います」(＃4山口)。
　お互いを思う気持ちが、コートとスタンドの両方に表れている。

スターティングメンバー
法政大：＃4山田､＃5小川､＃6亀井､＃7町田、＃16高崎
國學院：＃5岡田､＃9平本､＃11青木､＃12山本､＃14大石
　1Q、國學院大は14-23から＃11青木の3ポイントシュート、＃5岡田のタップリバウンドシュートで19-23とついていく。だが第2Q出だしに法政大＃4山田・＃5小川に3ポイントシュートを決められ10点差となると、＃17高久の1on1を止められず19点差をつけられる。

　3Q終盤、國學院大＃12山本が抜群のハンドリングを生かしたドライブでバスケットカウントを決め58-68まで追い上げるが、法政大は＃4山田が貫禄の3ポイントシュートを沈め1桁差に持ち込ませない。
　國學院大はさらに＃11青木・＃14大石がきれいな3ポイン