女子ベスト8出揃う 2003.12.24

<第34回全国高校バスケットボール選抜優勝大会>
第34回全国高校バスケットボール選抜優勝大会(ウインターカップ)は24日、東京体育館で女子3回戦・男子2回戦を行った。男子は、夏のインターハイ4強の能代工(秋田)・福岡大大濠(福岡)・北陸(福井)・洛南(京都)がそれぞれ勝った。女子は、名門・実践学園(東京第2)が2回戦で姿を消した。



<第34回全国高校バスケットボール選抜優勝大会 女子3回戦
 実践学園vs鶴鳴長崎女子>
12月24日(水) 会場:東京体育館


             
 
83
17
1st
26
88
 
実践学園
21
2nd
15
鶴鳴長崎女子
(東京)
15
3rd
20
(長崎)
30
4th
27
 
実践学園は序盤、#4乙顔のカットインや、#6水田のスリーポイントシュートなどで得点を重ねるが、鶴鳴学園長崎女子#15ジャトゥにディフェンスリバウンド・ポストプレイと動かれ、第1クォーターを17-26とリードされる。しかし第2クォーター、その#15ジャトゥへのダブルチーム、フロントコートからのプレスなど厳しいディフェンスを展開し、残り6分で28-28の同点とする。その後は一進一退となり、38−41とわずかにリードを許して前半を終える。

第3クォーターはディフェンスやルーズボールでファールがかさんでしまい、残り4分で45−55と10点差をつけられる。しかし実践学園#4乙顔、#5佃のスリーポイントシュートで追い上げ、53−61として第4クォーターへ。実践学園は立ち上がりオフェンスがかみ合わず、残り4分30秒で68−82と差を広げられる。しかし、鶴鳴学園長崎女子のミスからの速攻で残り2分で75−85と差を詰め、さらに#4乙顔のスリーポイントシュートで82−85にまでする。残り1分を切ると互いにチームファールによるフリースローで83−88となる。実践学園は諦めず#11睦田がスリーポイントシュートを放つが決まらず、残り時間はボールをキープされてタイムアップとなった。


<第34回全国高校バスケットボール選抜優勝大会 男子2回戦 県立四日市西vs土浦日大>
12月24日(水) 会場:東京体育館

TEAM
 



 
TEAM
 
42
9
1st
24
86
 
県立四日市西
9
2nd
23
土浦日大
(三重)
14
3rd
25
(茨城)
10
4th
14

土浦日大は、#8永島、#14仲濱、#15渡部の3人の190cm台プレイヤーを使って3-2ゾーンを敷き、県立四日市西にフリーでシュートを打たせない。リバウンドに走りこまれるが囲んで得点を阻止し、攻めてもオフェンスリバウンドをもぎ取って、第1クォーターを24-9とする。

第2クォーターも県立四日市西#6佐藤、#9中島のカットインに対応し、前半をわずか18点に抑える。後半もインサイド、アウトサイドとシュートが良く決まり、登録選手全員を出場させる余裕を見せて大勝した。


<第34回全国高校バスケットボール選抜優勝大会 女子3回戦 昭和学院vs秋田経法大附属

12月24日(水) 会場:東京体育館


TEAM
 



 
TEAM
 
61
16
1st
30
90
 
昭和学院
19
2nd
16
秋田経法大附属
(千葉)
11
3rd
17
(秋田)
15
4th
27
 
2回戦で名門・札幌山の手を破った秋田経法附が、インターハイ・国体ベスト4の昭和学院に挑んだ。
第1クォーター、秋田経法附のゾーンディフェンスが機能し、オフェンスでは#12伊藤の活躍で残り4分30秒で18−5と一気にリードする。昭和学院のタイムアウト明けも、秋田経法附はハーフラインすぐ下までゾーンを押し上げ、16−30と追い上げを許さない。第2クォーターに一時33−38となる場面があったが、すぐに突き放して46−35として折り返す。

後半は、昭和学院のイージーシュートミスにも助けられ、秋田経法附#7高橋、#9福司らスタートメンバーが1on1や息の合ったあわせの動きなどでまんべんなくポイントを重ねて、91−60と大差をつけてベスト8に進出した。


 
<第34回全国高校バスケットボール選抜優勝大会 女子2回戦>

12月24日(水) 会場:東京体育館


TEAM
 



 
TEAM
 
114
19
1st
14
59
 
桜花学園
36
2nd
14
佐賀清和
(愛知)
27
3rd
19
(佐賀)
32
4th
12
 
95
29
1st
15
66
 
中村学園女子
21
2nd
14
沼津中央
(福岡)
15
3rd
15
(静岡)
30
4th
22
 
91
26
1st
18
77
 
明秀学園日立
26
2nd
18
市立美鈴が丘
(茨城)
16
3rd
19
(広島)
23
4th
22
 
55
8
1st
15
68
 
龍谷富山
12
2nd
23
聖和学園
(富山)
21
3rd
12
(宮城)
14
4th
18
 
80
15
1st
29
110
 
県立弘前実業
16
2nd
25
東京成徳大学
(青森)
26
3rd
30
(東京)
23
4th
26
 
85
22
1st
4
53
 
県立富岡
18
2nd
16
誠英
(神奈川)
27
3rd
14
(山口)
18
4th
19

 



<第34回全国高校バスケットボール選抜優勝大会 男子1回戦
12月24日(水) 会場:東京体育館


TEAM
 



 
TEAM
 
81
16
1st
31
119
 
熊本国府
23
2nd
24
船橋市立船橋
(熊本)
22
3rd
36
(千葉)
20
4th
18
 
87
23
1st
26
83
 
洛南
23
2nd
27
県立中部工業
(京都)
18
3rd
17
(沖縄)
23
4th
13
 
100
28
1st
25
110
 
愛知産業大工業
20
2nd
22
県立弘前実業
(愛知)
36
3rd
22
(青森)
16
4th
41
 
74
10
1st
28
97
 
金沢
23
2nd
13
県立長崎西
(石川)
23
3rd
35
(長崎)
18
4th
21
 
76
16
1st
27
104
 
県立倉敷青陵
13
2nd
22
福岡大附大濠
(岡山)
22
3rd
32
(福岡)
25
4th
23
 
 
105
27
1st
24
62
 
県立能代工業
27
2nd
14
東海大学第四
(秋田)
17
3rd
11
(北海道)
34
4th
13
 
 
79
19
1st
36
109
 
県立鶴岡工業
24
2nd
20
県立広島商業
(山形)
18
3rd
22
(広島)
18
4th
31
 
 
82
16
1st
14
64
 
仙台
27
2nd
20
県立鳥取東
(宮城)
23
3rd
9
(鳥取)
16
4th
21
 
 
73
12
1st
29
87
 
県立山口
22
2nd
13
県立新潟商業
(山口)
13
3rd
22
(新潟)
26
4th
23
 
 
109
21
1st
24
76
 
県立松江東
34
2nd
19
県立岐阜総合
(島根)
28
3rd
15
(岐阜)
26
4th
18
 
 
96
23
1st
29
87
 
國學院久我山
16
2nd
23
初芝橋本
(東京)
24
3rd
12
(和歌山)
19
4th
18
 
 
71
11
1st
21
95
 
県立福島工業
19
2nd
20
北陸
(福島)
18
3rd
30
(福井)
23
4th
24
 
 
80
23
1st
26
73
 
横浜商大
13
2nd
22
盛岡南
(横浜)
28
3rd
15
(岩手)
16
4th
10
 
 
93
22
1st
13
60
 
延岡学園
16
2nd
21
松商学園
(宮崎)
25
3rd
4
(長野)
30
4th
22
 
 
81
27
1st
18
66
 
県立浜松商業
12
2nd
17
作新学院
(静岡)
22
3rd
12
(栃木)
20
4th
19
 

 

<取材・文 北村美夏>

S−moveメインへ