<WJBL2004-05> |
WJBLは、10月31日に越谷市総合体育館において、Wリーグ日本航空vsシャンソン、WIリーグ東京海上日動vsトヨタ紡織の試合を行った。 ここまで5戦全勝同士の対戦となった日本航空vsシャンソン戦は、日本航空が前半のビハインドを後半追い上げ3点差で逆転勝利し、全勝を守り、単独首位となった。 WIリーグの東京海上日動はトヨタ紡織をやぶり、4戦全勝で1順目を終えた。 |
<WJBL 第5節> 10 月31日(日) 会場:越谷市総合体育館
スターティングメンバー 日本航空:#6堀部・#7薮内夏・#10柳本・#11矢代・#13畑岸 シャンソン:#0永田・#3三木・#7相澤・#8石川・#12江口 |
日本航空 林ヘッドコーチ |
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<PICK UP!> 日本航空 #13 畑岸邦枝選手(鹿屋体大出身・7年目) シャンソンのセンター陣・特に200cmの#33河選手とのマッチアップでチームを助ける働きを見せた畑岸選手。今年7年目の彼女が今これからの日本航空の可能性を支えている。 「監督からずっと対シャンソンンということでシーズン前から言われていました。#33河選手には高さではどうしても負けるので、平面的な動きを使ってプレーするようにしました。スタートに河選手ではなく#12江口選手が出てきたのには、正直言って戸惑いがありました。最初はどうしても自分の中で河選手とのマッチアップがイメージにあって、うまく対応ができない部分がありましたね。特にリバウンドが江口選手を河選手とでは全然やり方が違うので、当然守り方やボックスアウトの仕方も変わるのですが、その辺が上手くいかなくて序盤かなり江口選手にリバウンドを取られてしまいました。オフェンスでも江口選手と河選手では攻め方を少し変えています。河選手の時はドライブを積極的に使うようにしました。」 |
チームへの貢献ということの大きさに戸惑いが全くないわけではない。しかし今は楽しみの方が大きい。 「今日の試合ではゲーム終盤の大切なところでのフリースローがありましたが、これは緊張とかはそれほどなかったですね。それより、こういうチームにとっても大切な場面に自分が係わっていられることがうれしかったです。今まではあまりそういうことはなかったので。 ヘッドコーチからも言われているのですが、シャンソンとの対戦はこれからも続くし、おそらくプレイオフでもあうことがあるでしょう。これで勝って終わりではないし、むこうもこれからまたいろいろ対策とかも立ててくることとと思いますので、強い気持ちで向かっていきたいです。」 |
<WJBL WIリーグ> 10月31日(日) 会場:越谷市総合体育館
スターティングメンバー 東京海上日動:#0小林優・#5岩水・#7松本・#11森光・#55宮本 トヨタ紡織:#5斎藤・#8桜井・#10坂・#11中西・#22郷田 |
東京海上日動 魚井達浩ヘッドコーチ 「今年はシーズン前にウエイトや走り込みでしっかり身体と体力をつけました。その結果が出ていて、それが選手たちのモチベーションにつながり、さらにチームのまとまりもよくなっています。今年のチームの特徴はディフェンスです。オフェンスだけでは点が取れないときは全くダメになるので、とにかくディフェンスを強化して、そこからリズムをつけていくようにしました。今全勝ということですが、昨年までは常に追う立場だったのが今年は追われる立場になったということで、慣れてませんね。とにかく優勝に向けて1戦1戦大切に戦っていくだけです。 はじめてのゲームというのは相手のことをよく知らないので、どんなゲームになるかがわからない面があります。しかし、こうして1順すると大体判ってきますから、また戦い方も変わってくるでしょう。ここから差が出てくると思いますので、気持ちを引き締めてやっていきたいです。相手がどうではなく、自分たちが日々やっていることをしっかりやればいいと思っています。チームの要として信頼しているのはキャプテンのリク(#5岩水)ですね。ゲーム中だけでなく、練習も含めてチームをまとめて、引っ張っていってくれています。昨年があまりよくなかったのですが、その経験が今年に活かせています。これからも勝ち続けられるように頑張ります。」 写真:監督がもっとも信頼する#5岩水(キャプテン) |
<WJBL 第5節> 10月31日(日) 会場:いわき市立体育館、網走市総合体育館 <Wリーグ>
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<WJBL 第5節> 10月30日(土) 会場:安城市体育館 <WIリーグ>
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<取材・文 渡辺美香> |