<JBLスーパーリーグ第1節レビュー> 特集ページはこちら
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10月29〜31日、JBLはスーパーリーグ1週目を代々木第2体育館他で行なった。3つの対戦が星を分ける中、唯一東芝が日立に2連勝した。 10月29日の代々木第2体育館でのトヨタ-新潟戦では、新潟県中越地震を受け、義捐金の募金活動を実施するとともに、新潟の選手は「喪章」と「がんばろう新潟中越」のメッセージを付けたユニフォームを着用した(写真右)。「とにかく勝つことが現地の方々への1番の励ましになると思うので、たくさん勝ちたい(新潟#10庄司)」。この開幕戦は敗れたが、2試合目は勝って1勝1敗とした。 |
<スーパーリーグ第1節> 10月29日(金) 会場:代々木第2体育館
スターティングメンバー トヨタ:#5上山、#9折茂、#12渡邉、#13オバノン、#21マーシュ 新潟:#4長谷川、#10庄司、#21デービス、#25竹田、#33ギャリソン 第1クォーター、新潟が#4長谷川のカットイン・#21デービスのリバウンドからチャンスを広げ、#33ギャリソンがうまくポストとなって17-22とリードする。だが第2クォーター、トヨタが新潟のミスを速攻につなげ残り5分29-30と逆転する。その後も新潟はシュートまで持っていけず、トヨタは#21マーシュの1on1などで40-33として折り返す。 後半も新潟は1on1で何とか得点するが、ゾーンディフェンスをトヨタ#1棟方にうまく攻められ差を詰められない。終盤ルーキーの#9小菅が続けてシュートを決めるも、67-49と大差をつけられる。最終クォーターは新潟はターンオーバーがかさみ、それをトヨタ#34高橋らの確実なシュートにつなげられ初戦を飾れなかった。 |
トヨタ・小野HC「今日のゲームの入りは緊張があったのが少し重かった。それでオフェンスが急ぎ気味になってしまっていたのでより良いシュートチャンスを探すこと、ディフェンスは悪くないがリバウンドを取られていたのでそこを意識するようにと指示しました。ゾーンに対しては、チームでかみ合わないといいプレーができないので新加入の#3半田の起用が後になったし、#21マーシュ・#34高橋はインサイドで止まってしまうところも見られましたね。」 新潟・廣瀬HC「今日はターンオーバーが24という数字からもわかるように自滅です。消極的でシュートまでいけず、逆に相手に走られてしまいました。明後日(第1節2戦目vsトヨタ)はリングに向かっていくうちらしいバスケットをしたいです。」 新潟・#9小菅(19分出場12得点)「今日は思い切りやろうと決めていました。実際始まるときはすごく緊張したのですが、オフェンスではその通りできてシュートも決まって良かったです。でもディフェンスはもっと声を出して元気にやるべきでした。(トヨタ#9折茂とのマッチアップは)練習で折茂さんの動きを教えてもらっていたけれど、それより全然うまかった。でも止めないと勝てないわけだからくらいついていきたい。」 |
新潟#4長谷川 |
トヨタ#21マーシュ |
新潟#34高橋 |
<スーパーリーグ第1節> 10月30日(土) 会場:仙南村総合体育館
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<スーパーリーグ第1節> 10月29、30日(金、土) 会場:松下電器体育館
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<スーパーリーグ第1節> 10月30、31日(土、日) 会場:宇都宮市体育館、代々木第二体育館
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<スーパーリーグ第1節> 10月30、31日(土、日) 会場:安城市体育館
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<取材・文・構成 北村美夏/取材・写真 渡辺美香> |
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