<JBLスーパーリーグ第8節レビュー> 特集ページはこちら
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12月17・18日、JBLはスーパーリーグ8週目を代々木第2体育館他で行なった。 金曜日の日立-東芝は、東芝が#1小野の日曜日に亡くなったという祖父に捧げるような活躍などで快勝した。 土曜日は、首位のアイシンが三菱電機に敗れ、また新潟がオーバータイムを制して地元・朱鷺メッセの初戦を飾った。 日曜日はアイシン・トヨタ・オーエスジーが雪辱して1勝1敗とした。 |
<スーパーリーグ第8節> 12月17日(金) 会場:代々木第2体育館
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スターティングメンバー 東芝:#5ルイス、#6クラインシュミット、#8節政、#34伊藤、#51北 日立:#3柏木、#7五十嵐、#11管、#25山田、#40カーナー 試合開始からしばらくどちらもリズムが作れずシュートが決まらず、開始からおよそ3分間無得点が続く。東芝は#6クラインシュミットがチームオフェンスを引っ張り、日立は#40カーナーのローポストを基点にオフェンスを展開していき、第1クオーター終盤までは一進一退ながらも東芝がややリードしてすすむが、残り3分を切ってから東芝#1小野の3ポイントシュートが決まると東芝がリズムを作り、第1クオーター終了時には9点差をつける。第2クオーターに入っても東芝#1小野の3ポイントシュートが連続して決まり、東芝が日立を引き離す。終盤日立#9佐久本の1on1で粘られるが、リードは維持し、46-32として前半を終える。 後半にはいるとあたりの強くなった日立のディフェンスに苛立ちの見られるようになった東芝は#6クラインシュミットが残り7分8秒にテクニカル・ファールをとられるなどでリズムを崩す。そして日立に#40カーナーのローポストを中心に中・外にリズムよく攻められ、徐々に点差を詰められていく。さらにはスチールからの速攻も出され、57-51と6点差に詰められて第3クオーターを終える。第4クオーターに入ると落ち着きを取り戻した東芝がパスを回しながらじっくりと攻め、得点を重ねていく。また東芝#51北が積極的に1on1を仕掛け。日立の焦りを誘う。第4クオーターは終始東芝の流れのまま点差は開き、88-60で東芝が勝利する。 (渡辺美香)
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東芝・鎌田光顕ヘッドコーチ 「ファールすれすれのものを審判がとらなかったことでフラストレーションが溜まってしまいましたね。そこでリズムを崩してしまいました。外国人選手がそういってヒートアップするときには日本人選手がしっかりとリズムを作っていかないといけないのですが、今日はそれが上手くいきましたね。#1小野は先の松下戦でも良かったので、最初から使っていくつもりでした。実際には期待以上の活躍をしてくれました。来週のゲームでちょうど半分になるので、残りを全部勝って今の2位のままで前半戦を折り返したいですね。」 東芝・#1小野選手 「今日はシュートが入ってよかったのですが、試合前にチームで確認したことは、日立は外国人選手が1人なのでトランジションを使ったスピードのあるゲーム展開をしてくるだろうから、それにつきあわずペースを作らせないようにしようといっていました。でも途中でこちらがリズムを崩してしまって、相手のペースに乗ってしまったのでそこが反省点です。 この日曜日に祖父が亡くなって今日が告別式でした。祖父は1回も自分の試合を見てくれたことはないのですが、今日は代わりに祖母が告別式後にここに駆けつけて見てくれていました。そういう意味でも今日は締めてかかれたゲームでしたね。」 東芝・#51北選手 「(今日は終盤からエンジン全開状態の1on1の連続でしたが)特別切り替えていくようにしたと言うわけではないのですが、相手のディフェンスのスペースが出来ていたので積極的にいきました。うちは外国人選手が長くボールを持つような形になるとチームとしてはあまりいい状態ではなくなっているので、自分があまり得点に絡まないときと言うのはやはり良くないときですね。自分の調子にもまだまだ波がまるのでそれを少なくしていけるようにしたいですね。」 日立・#40カーナー選手 現在#34エヴアンス選手が怪我のため不在で、外国人選手1人となっている。他にはビックマンもいないため今日も40分間出ずっぱりで、20得点と活躍している。インサイドではマークが厳しい中強気で攻め、またディフェンスを引きつけてのアシストパスとチームに貢献。 「勝てないと言うことで歯がゆい気持ちもありますが、今はチームが団結して少しでもいい状態を作っていこうとしています。今外国人選手が自分1人と言うことについては特別になにも感じてないですね。チームがとにかく団結して勝利に向かって日々みんなで努力しています。今日は東芝という強いチームとやりましたら、また明日是非勝てるように頑張りたいと言うだけです。 (代わりがいないのでプレータイムが長くなりますが)もう1人の外国人選手のためにも自分が今頑張って、チームみんなでもう一つ上のレベルにあがっていかないといけないですから、やるしかないです。基本的に自分はローポストでのプレーなのでエヴァンス選手がいなくてもプレー的には変わらないし、日立はアウトサイドにはいいシューターがいますのでその辺は大丈夫なのですが、リバウンドと(インサイドの)得点は自分がやらなくてはいけないと感じています。 (若手の日本代表選手たちとともにプレーして感じたことは)彼らの速さはずば抜けていけ、日本代表としてまだ若いですがすばらしい物がありますし、これから彼らは伸びる一方だと思って期待しています 。」 |
<スーパーリーグ第8節> 12月18日(土) 会場:代々木第2体育館
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<スーパーリーグ第8節> 12月18、19日(土、日) 会場:鹿児島県総合体育センター体育館、宮崎市総合体育館
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<スーパーリーグ第8節> 12月18、19日(土、日) 会場:朱鷺メッセ
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<スーパーリーグ第8節> 12月18、19日(土、日) 会場:名古屋市東スポーツセンター
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<取材・文 北村美夏、渡辺美香> |
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