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3P6本で文句なくMVPのトヨタ#9折茂 北の厳しいチェックに苦笑い | 3月31日、JBLはオールスターを代々木第2体育館で行った。
選手アトラクションに加え、来場者参加のアトラクションが多数行なわれた。ゲームでは選手達はリラックスして楽しんでプレーしており、シーズン中とは違う顔を見せた。 最後は接戦の末、ブルーチームが4点差で勝利。MHPはダンク5本を決めたホワイトチームの網野、MVPには3ポイントシュート6本・24得点の折茂が選ばれた。
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<3ポイントコンテスト> |
選手アトラクションの1つ目は3ポイントコンテスト。4人が参加して行なわれた。
1分間のうちに5箇所から各5本のシュートを放つルール。各ポイント最後には2点カウントになるカラーボールが用意された。 1番手の庄司は好調なスタート。陳は前半やや硬さが見られた。網野は前半丁寧に行き過ぎて時間内に全てのボールを放てなかった。 トリをつとめたのは今シーズン3ポイント王の梶山。中盤スイッチが入ると連続で次々と決めていき、18Pで面目躍如となった。賞金の10万円は「家族で使います」と笑顔。
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<スキルチャレンジ>
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2つ目はスキルチャレンジ。これも4人が参加して行なわれた。
コーナーからのレイアップ→じぐざぐドリブル→チェストパス→バウンズパス→ジャンプシュート→アウトレットパス→じぐざぐドリブルシュートの順で、かかった時間を競う。パスやシュートは成功するまで行なう。 1番手の柏木は軽快にクリアして35秒と目安を作る。2番手の松島は、パスとシュートで時間がかかってしまい及ばず。3番目の竹田は途中から両手で投げるなど記録より記憶にシフトし、最後に持ち味のの豪快なダンクを披露した。 トリはスピードに定評のある五十嵐。バウンズパスで少し手間取ったが、「後輩の柏木よりは上に」との言葉通り34秒とわずかにかわした。
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<選手紹介>
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満面の笑みで登場の選手、神妙にお辞儀する選手… こちらは紹介に照れる柏木選手 |
近くに座っていた観客は 憧れの選手とタッチ! |
<オールスター> 3月31日(木) 会場:代々木第2体育館
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スターティングメンバー ブルー:半田、折茂、庄司、外山、マッカーサー ホワイト:柏木、渡邉、網野、伊藤、北 第1クォーターは点の取り合いとなる。ホワイトチームは北がファイナルの疲れを感じさせずに3ポイントシュートを決めれば、網野の豪快なダンクも飛び出す。ブルーチームも負けじと折茂が3ポイントシュート、ヘンダーソンがダンクを返す。また、マッカーサーが3ポイントシュートを決めたりジェスチャーをして会場を沸かせる。普段と違い音楽がかからない中、新潟サポーターから庄司への「打てー!」、その通り打って外せば「BOO!」という応援が響く。ブルーチームが先行するが、残り2秒でホワイト・クラインシュミットの3ポイントシュートがきまる。 第2クォーターは同じチームに所属する選手のマッチアップが見られた。柏木がナイスパスを出せば五十嵐がスピードで持ち込む。節政の速攻をクラインシュミットがブロックする場面もあった。ゲームはホワイトチームのルイス・クラインシュミット・松島がリバウンドをがっちりつかみ、オフェンスにつなげる。特に後藤は放ったシュートをパーフェクトで沈める。ブルーチームは先の3ポイントコンテストを制した梶山に期待がかかるが沈黙、逆転される。 |
第3クォーターは一転ブルーチームペース。ヘンダーソンが得点を重ね、青野の速攻や竹田のバスケットカウントが飛び出す。残り1分30秒、折茂の3ポイントシュートで逆転する。第4クォーターもブルーチームがその勢いのまま、マッカーサーの連続得点・ブロックショット、折茂の連続3ポイントシュートでホワイトチームに2回のタイムアウトを取らせる。だがホワイトも北・ケーペルの得点でついていき、残り2分96-93とわからない。ブルーチームのタイムアウト明け、柏木が3ポイントシュートを決めて同点に追いつくが、すかさずケーペル・ヘンダーソンのが返す。ホワイトは残り11秒で網野がダンクを決めるが及ばす、ブルーチームが102-98で逃げ切った。 (北村美夏) |
<JBLアウォード表彰式> 試合後、今シーズンの新人王(柏木真介:日立)・コーチオブザイヤー(鎌田光顕:東芝)・ベスト5の表彰があった。 |
ベスト5の表彰で北と握手を交わす後藤(左)。 この日、現役引退を発表した |
<取材 北村美夏、渡辺美香/文 北村美夏> |
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