<第37回全日本実業団バスケットボール選手権大会> 特集ページはこちら |
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スターティングメンバー 大阪ディノニクス:#4中村、#9竹田、#11曽我、#12太田、#13田中 日本無線:#7高野、#10箱崎、#11江川、#15尾崎、#17林田 日本無線が組織力でディノニクスの速さと勢いを止め、実業団チームの意地を見せる。 |
インサイドの攻防
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大阪ディノニクス 宮武謙次ゼネラルマネージャー |
<インタビュー> 山形市役所 #6 小野学選手(専修大学出身・1年目) 「仕事との両立が大変です。というか、できてません。」と笑顔で言う。特に今年に入ってメンバーが揃わず練習ができずチーム状態はあまりよくないと。それを表すかのように彼の所属する山形市役所は今大会1勝もできなかった。 昨年まで関東大学1部リーグの専修大学に所属し、昨年のリーグ戦では優勝。その時彼はMVPを獲得した。 「大学ではバスケに集中できる環境を作ってもらえていたので、やはり違いますよね。社会人は仕事が第一ですから。」 入る前と入った後とイメージに違いはなかったのかをたずねると「う〜ん、入る前は何も考えていませんでしたから。」と笑った。こんなものだろうと思うと言いながらも「松下(電器・JBLスーパーリーグ)に入った同期の佐藤から話を聞くとかなり優遇(仕事は午前中のみなど)されているようでやはりうらやましい気持ちはあります。」 |
それでも彼は明るく続ける。「折角こうしてバスケットが続けられる環境にいますから、(これからバスケを続けていく中で)一度くらい優勝したいですね。結果が出せるように頑張っていきたいです。」 バスケットマンとしての夢は続く。 |
<取材・文 渡辺美香> |
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