男女ベスト8出揃う:北陸高(北信越)、大会史上初の高校チームとしてベスト8進出 2005.1.3 特集ページはこちら
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1月3日、代々木第2体育館・東京体育館で男子第80回女子第71回全日本総合バスケットボール選手権大会(オールジャパン)が行なわれ、男女2回戦が行なわれた。 東京体育館ABコートでは筑波大がW1リーグに甲府に3点差と競ったが、甲府が逃げ切った。それ以外はWリーグの上位7チームが順当に勝ち上がった。 東京体育館Cコートはこちら |東京体育館Dコートはこちら|代々木第2体育館はこちら |
<平成16年度男子第80回女子第71回全日本総合バスケットボール選手権大会 女子2回戦> 1月3日(月) 会場:東京体育館
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スターティングメンバー 甲府:#6松木、#7松角、#8拓殖、#10浅石、#13井上 筑波大:#4田渕、#8近藤、#11加藤、#12櫻田、#14鈴木 第1クォーター、なかなかリズムが掴めない筑波大はシュートが決まらず苦しい展開となる。甲府に勢いよく攻められ、11-24とリードされる。しかし第2クォーター、調子を戻した筑波大はディフェンスで甲府を抑えると着実に得点を重ね、13点差を追いつき、29-29と同点とする。 第3クォーターは交互に点を取り合い、一進一退の攻防となる。途中で筑波大はゾーンディフェンスを使うと、甲府の得点が止まり逆転に成功するが、その後どちらも決め手に欠き差がつかない。残り1秒で筑波大#14鈴木のドライブインが決まり、45-43とわずかに筑波大がリードして第3クォーターを終える。 第4クォーター、筑波大は#12櫻田の3ポイントシュートや、#9宇佐美のミドルシュートでなんとかリードを守るが、甲府#7松角の3ポイントシュートを止められず、点差はつかない。残り3分を切って、甲府#8柘植に3ポイントシュートを決められ、56-57と逆転を許す。さらに残り2分41秒には甲府#11柄沢にスチールからの速攻を決められ3点差となると、リズムを崩した筑波大は残り2分12秒にタイムアウトを取って調整するも、なかなか得点につながらない。残り1分11秒、速いパス回しから甲府#7松角に3ポイントシュートを決められ6点差となると、次のオフェンスで筑波大はターンオーバーをしてしまう。 |
最後までチームを引っ張った筑波大#4田渕 |
それでも必死に攻める筑波大は、残り24秒、#12櫻田が3ポイントシュートを決め、3点差につめる。その後の厳しいディフェンスで甲府のターンオーバーを誘い、残り3秒で筑波大ボールとなる。パスをつなぎ残り1秒を切ってコーナーから#12櫻田が3ポイントシュートを放つがリングに当りシュートは入らず。そのままタイムアップとなり、筑波大は3点差で甲府に敗れた。 (渡辺美香)
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筑波大・内山治樹監督 「昨日の悪いリズムがそのまま残ってしまって、今日はゲームの入りが悪かったですね。やはりインカレが終わって、選手たちのモチベーションを保つことが難しかったです。 しかし、AJはとてもいい経験になりました。自分たちのできない部分がよくわかりました。今年の主力はほとんど残るので、来シーズンは“追われる身”になりそうですが、新たな気持ちでしっかりとチームを作っていきたいです。」 |
<男子第80回女子第71回全日本総合バスケットボール選手権大会 女子2回戦> 1月3日(月) 会場:東京体育館A・Bコート
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<取材・文 北村美夏、渡辺美香> |