<男子日本代表第8次強化合宿>
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7月10日、神奈川のニューライフプラザで、男子日本代表第8次強化合宿が行われた。4日目のこの日は、午前中ハンドリングとシューティングで調整した後、午後はジョーンズカップを控えたU-24代表との練習試合を行った。
第8次合宿は11日まで行われる。 参加選手(13名):網野、五十嵐、伊藤、柏木、柏倉、西塔、桜井、竹内公、竹内譲、仲村、古田、渡邊、太田(別メニュー) 全メンバーはこちら |
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7/10(土)
午前中は、ボールハンドリングで体をほぐし、後はシューティングとフリースローシューティング。この後U-24の練習が控えていたため、早めに終了となった。 |
<今日の練習メニュー(午前)>
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<強化試合 男子A代表vsU-24代表> 7月10日(土) 会場:NECニューライフプラザ
スターティングメンバー A代表:五十嵐、網野、渡邉、伊藤、竹内譲 U-24代表:中川、瀬戸山、佐藤、大西、大宮 |
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第1クォーター、始まってすぐにU・瀬戸山にドライブからバスケットカウントを決められる。だが伊藤が決め返し、その後も強く攻めていきUのディフェンスを機能させない。さらにセンターの伊藤がポストで起点となる練習通りのプレーがよく決まる。しかしターンオーバーも多く、波に乗り切れない。残り3分を切ったところで、U・加々美のスティールから蒲谷、石崎と連続得点を許し、15-14と1点差とされる。しかし、最後は竹内公がミドルシュートをきっちり決め、17-14とする。 第2クォーターはスタートに桜井を起用すると、得意のランニングプレーでオフェンスの中心となる。ディフェンスでもリズムが出て、続けてスティールするなど一気に28-16として、Uにタイムアウトを取らせる。この後Uのディフェンスの動きがよくなり、柏倉がセンターライン付近でトラップにかかってバックパスになる場面もあったが、それをものともせずに得点を重ね、追い上げを許さない。終盤も竹内譲がインサイドで存在感を見せ、ファールを量産。さらに残り1分から投入された西塔が3ポイントシュートを決め、40-27と13点差となる。最後にU・大宮にドライブを許すも、40-29とリードし前半を終える。 第3クォーター、古田・伊藤がゴール下での強さを見せる。さらに、五十嵐の3ポイントシュートとバランスよく攻め、49-35とする。しかし、Uの加々美・蒲谷に粘られ、簡単には離されない。五十嵐の2本目の3ポイントシュートもU・佐藤にすかさず入れ返されるが、さらに仲村・網野も連続3ポイントシュートを決め、62-42とついに20点差をつける。終了間際にUの菅谷・瀬戸山に得点を許すも、16点差で第4クォーターへ。 |
網野のリバウンド |
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第4クォーターはまず仲村のミドルシュート、さらに竹内公がオフェンスリバウンドから、また柏倉がスティールからの速攻でそれぞれバスケットカウントを決め、69-49とまたもや20点差とする。だがタイムアウトあけ、Uのディフェンスがよくなると、24秒オーバータイムを奪われ、流れが傾く。U・佐藤、蒲谷、石崎と立て続けにシュートを決められ、69-59と10点差にまで詰められる。その後柏倉が3ポイントシュート・ミドルシュートで得点するも、U・加々美に連続得点を許し、残り1分を切っても76-66と10点差のまま。だが最後は24秒クロックギリギリに竹内譲がミドルシュートを決め、終了間際には柏倉もシュートを決めて、何とか点差を開いて終えた。 続いて残り時間を使っての10分ゲームは、序盤点の取り合いとなる。U・大屋のリバウンドシュートで一時7-8と逆転を許し、その後もターンオーバーが続く。五十嵐の1on1などで、19-15と再びリードするも、U・大宮のダンク、大西のフリースローで、19-19と同点とされて終える。 だが最後の10分間は、仲村のフリースローを含む連続6得点で流れをつかむと、伊藤のバスケットカウントも決まり残り7分28-21とする。だがその後Uの中川・町田のシュートで追い上げられ、速攻でU・加々美にダンクを許し、30-27と3点差にまで迫られる。しかしそこから仲村・網野が3ポイントシュートを決め、さらに柏木のバスケットカウントで42-33と9点差となる。だがどうしてもオフェンスがぎこちなく、リバウンドを大西・大宮のシュートにつなげられ、42-37とされる。さらに攻めあぐねて2回連続24秒オーバータイムを取られるが、Uの追い上げを防ぎ、残り4秒仲村のフリースローで2点加えて、44-37でAチームが勝利した。 |
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<インタビュー> |
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<取材・文 北村美夏>
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