<キリンカップ特集インタビュー>
7月29、30、8月1日に行われるキリンカップ2004。今年は男女同時開催ということで、アテネ五輪出場を決めた女子にスポットが当たりがち。では、同じように練習を積んできた男子代表の思いは?それぞれの選手に聞く2004年の代表活動、自分にとっての日本代表、など。
〈終〉『一皮向けて欲しい選手NO.1』
西塔 佳郎
197cm90kg/F/22歳(82/06/16生)/福岡大大濠高-大東文化大

欧州遠征後、自然に“腕1本分の距離”のディフェンスの間合いを取れるようになっていた。
「いつのまにか良くなっている感じ。」
ジェリコHCに常に見られているという環境が、取り組み方を見違えさせ、成長を加速させている。

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〈6〉『眠れるオールラウンダー。』 渡邉 拓馬

練習で、カットインを何度もねじ込んだり、立て続けにシュートブロックをする時もあれば、“いたの?”というくらいボールに関わらないこともある。 「集中を維持しきれないのが自分の弱点。」 自覚している分、弱い渡邉を強い渡邉が制する日も近いだろう。
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〈5〉『3ポイントシュート一筋。』 仲村 直人

フリーでボールが渡ってしまった時点で、敵チームからため息が出る。「今は6割くらいしか決められていないから。」
審判の裁定が不本意でも、コーチの指示に思うことがあっても、多くは口にせず、ただシュートに熱い心を込めている。
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〈4〉『必死さでは負けません。』 柏倉 秀徳

173cm。リングタッチジャンプでは、皆軽々とタッチする中、ただ1人ボードに触れるか触れないかだ。でも決して手を抜かない。 練習中、ミスをすると少し遠くを眺める。 「06年は遠いようですぐそこだと思うんです。」 いつも頭の中に晴れ舞台があるから努力できる。
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〈3〉『パワーの源はプライド。』 伊藤 俊亮

3人、時には4人。竹内兄弟や菅谷など自分より大きい選手に囲まれてもシュートをねじ込む。“伊藤さんのパワーはすごい”と菅谷。 「目標は北京です。」 先を見据える目にも力がある。
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〈2〉『持ち味はスピード。』 五十嵐 圭

スピードにはもともと定評があったが、それにパスとシュートの確実性が加わった。「見ている人を納得させられるようなプレーをしたいです。」 はにかむ笑顔にも自信が垣間見られた。
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〈1〉『頑張っているところを見に来て下さい!』 網野 友雄

ダンクも軽々と出来る高い運動能力が際立つ。A代表選出も2年目となり、練習では率先して声を出し、積極的にシュートを打っていく。「俺らが変えていきたいねってよく話すんです。」いつでも日本のバスケットを引っ張っていく存在だ。
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<取材・文 北村美夏>

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